肥料危機により世界の穀物生産が、40%減少すると国連が警告。
2022年9月12日(月) 記入者: イーサン・ハフ

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国連食糧農業機関(FAOのチーフエコノミスト、マキシモ・トレロは、次の作付けシーズンまでに、世界の穀物生産の半分近くが消滅する可能性があると警告している。

 

   

 

国連食糧問題担当者は、肥料価格の危機により世界の穀物生産が40%減少する可能性を警告


暴走するインフレ供給不足、進行中のエネルギー危機は、穀物生産が40%減少する為の、完璧な嵐を作り出していると、マキシモ・トレロは、ブルームバーグTVのインタビューで語った。

ロシアのウクライナ戦争を非難し、マキシモ・トレロは、世界は今後数ヶ月の間に、世界を養う為に十分な食糧を生産する
農民の能力を削る、更なる問題を予想できると述べた。

 

  

 

(関連記事:米国中西部の農家は、暴走するインフレと肥料不足の中で、生き残る為に必死になっている


肥料を作るには、化石燃料が必要だが、西側諸国の対ロシア制裁により、肥料は不足している。

 

欧州の人々は、今年、家を暖めるのに十分苦労しているだろうし、増してや、余ったエネルギーを食料を育てる為の肥料を作るのに使うのは難しい。

多くの肥料メーカーが、生産を停止しているのは、窒素やアンモニア等の製品を作り続けるには、単純にコストが掛り過ぎるからだ。

 

その結果、農家は来シーズン作物を育てる為のものを失う事になります。

来年、世界人口の半分が食糧不足で死亡する可能性があります。

 

特に米の減産は、人類の半分以上を養い、アジアやサハラ以南のアフリカの経済安定に欠かせない要素である事から、懸念されています。

肥料の不足は米の不足を意味し、最終的には供給不足、混乱、その他の要因で何十億もの人々が餓死する可能性があります。

これらの事は、今後6ヶ月以内に、詰り、2023年の到来までに、
本当に具体化する可能性が高いと予想されます。

2020年と比較すると、
北米の今日の肥料価格は、やや状況が良い処では、少なくとも当分の間は、220%も高くなっています。

 

世界の他の地域では、状況は更に悪化している。

「どの塔からも」

肥料の危機が、叫ばれ始めている」

「そして、肥料の危機は甚大です」

 

と、匿名を条件に語った国連関係者は、Politicoに語っている。

合成肥料には、窒素、リン、カリウム3つの主成分が使用されている。

 

農家は通常、作物の収量を上げる為に、これらの栄養素を使用し、それが現在地球上に住む約80億人の人々を養う為の唯一の方法である。

もし
インフレが収束し、サプライチェーンが回復しなければ、来シーズンは肥料が手に入り難くなり、収穫量が減少する事になる。

 

エネルギー危機が続く限り、この問題は更に悪化する。

「インドの人口の3分の1以上は」

「今のままでは毎日生きて行く為に」

「必要な食事も殆どしていない」

 

と、この結果、何億人ものインド人が死ぬかもしれないというコメントがありました。

「又、更に貧しいアフリカの人々には」

「特に厳しいものになるだろう」

「バイデンと、EUは」

「ロシアが輸出するもの」

「全てに無用な制裁を」

「投げるべきではなかったと思う」

 

この全てが、ジョー・バイデンと、この沈没する船を操縦しようとしている、他のグローバル主義者の直接的な結果である事について、別の人が書いている。

「ロシアは苦しんでいない」

「石油、小麦、天然ガス、肥料を」

「約31億人の人口を持つ」

「インドと中国に売る事によって」

「輸出と利益を増やしているからだ」

 

「欧州全体の人口は」

「7億4900万人に過ぎない」

 

通常、ロシアから直接購入している」

「非ヨーロッパ諸国の多くは」

「インドや中国を通じて」

「ロシアの肥料を購入している為」

「制裁を回避しているのです」

 

「欧米が主張する様な不足はない」

「苦しんでいる様に観得るのは」

「ヨーロッパ、アメリカ、カナダ」

「そしてバイデンの」

「言う通りにしている人達だけです」