暗黒時代：欧州と米国で日毎に崩壊する産業と社会基盤
2022年9月5日（月） 記：マイク・アダムスTags: ammonia, Blackouts, California, chaos, Collapse, electricity, energy, energy supply, Europe, fertilizer, infrastructure, natural gas, power grid, Russia, scarcity
この時間の絶望的な状況を示す、またしても本当に驚くべき発表があった。
ドイツの鉄鋼メーカー、アルセロール・ミッタルは、欧州最大の鉄鋼生産施設の一つであるが、エネルギー価格の高騰を理由に操業を停止したのである。
エネルギー価格の高騰：アルセロール・ミタル、ドイツで2工場を閉鎖
「ガスと電気の価格が数ヶ月の内に10倍になり」「輸入品で25％を賄う市場で競争力を失いました」
と、CEOのライナー・ブラシェクは述べています。
この数週間、アルミニウム製錬所、銅製錬所、アンモニア生産工場の閉鎖が発表された為だ。
肥料に必要なアンモニアは、EU圏内で現在70％が停止している。
世界最大級の肥料メーカー、ヤーラ社（ノルウェー）が天然ガス価格の高騰により減産を実施
更に不幸な事に、この24時間の間に、ロシアは西側の経済制裁が解除される迄、欧州への天然ガス輸出を完全に禁止することを発表した。
ロシアが主要パイプラインを完全に遮断したため、欧州のエネルギー不足が本格的な危機的状況に陥ろうとしている。
これは、Nord Stream 1パイプラインが、当面停止することを意味する。
妄想に駆られたNATO諸国は、自らの誤りを正し、ロシアから手を引くことができないからである。
鉄鋼やその他の工業用金属も停止している為、西欧州は、今後6ヶ月間の冬を、どの様に機能させる積りなのだろうかと思う。
鉄鋼が無い＝産業が無い（或いは産業の雇用が無い）
肥料が無い＝食料が無い
天然ガスが無い＝電気も熱も無い
要するに、現代社会が機能する為の、3つの柱が、経済制裁とエネルギー価格の高騰によって、欧州全域で深刻な打撃を受けて居るのである。
しかも、未だ９月の第１週目。
未だ寒さも到来していない。
幾ら天然ガスが、冬に備えて蓄えられているとは云え、欧州の人々は、第二次世界大戦以来、経験した事の無いレベルの、高コストと欠乏の両方に直面しているのです。
この冬、欧州の都市に電力を供給し、全ての建物を暖めるのに十分なエネルギーが無いだけでなく、2023年に、全ての人を養うのに、十分な食糧も供給されていないのだ。
プーチンよ、これを使え！
カリフォルニアの計画停電が今日から始まるかも知れない
サンフランシスコ・クロニクル紙によると、今晩からカリフォルニア州で計画停電が始まるかもしれないとのことです。
記録的な暑さでカリフォルニアの電力網が且つて無い程、試されるかも知れません。一般市民が停電を回避する方法はこれだ
電力需要に見合うだけの電力が無い為、何千もの家庭や企業が送電網から強制的に切り離される事になりそうだ。
これは、電気自動車の所有者が午後4時から9時までEVの充電を避けるように州が懇願した後のことだ。
（質問：更に何百万人ものカリフォルニア人が）
（電気自動車を購入し、プラグを差し込んだら）
（どうなるのだろうか？）
サンフランシスコ・クロニクル紙をから
カリフォルニア州独立系システムオペレーターによると、州当局は月曜日に、48,817メガワットの電力が必要になると予想しており、2,000から4,000メガワットの不足が生じると思われる。
左翼的な環境保護主義者をなだめるために送電網のインフラを解体しても、明かりを灯し続けることはできないことがわかった。
化石燃料が全て停止すれば、魔法の様なユートピアが自然に出現すると考えていた左翼にとっては、これは信じられないほど混乱したことだろう。
その代わりに、彼らはろうそくを燃やし、ラジオを回し、給水ポンプの電力不足で給水塔が涸れたらバケツでうんちをすることになるのだろう。
崩壊するカリフォルニアへようこそ。
電気代と食料の高騰に対抗する為、ニューサム州知事はファーストフード店の従業員に時給22ドルもの支払いを義務付ける法案にサインしたばかりだ。
これはカリフォルニアの多くのレストランを倒産させ、地元の人々の食の選択肢と仕事の機会の不足を悪化させるだろう。WSJ経由。
カリフォルニア州知事がファストフード法案に署名、賃金上昇への道が開かれる。
44州でフランチャイズブランドを展開し、カリフォルニアに105のレストランを所有するフリン・レストラン・グループの社長グレッグ・フリン氏は、「労働の観点から起こることを相殺するほど、食事代を請求することはできない」と述べた。
グレッグ・フリン氏は、ニューサム氏の政治キャンペーンに寄付をしたという。
自分が支持する専制政治は、常に自分が手に入れるものだと云う事が判った。
気付かないカリフォルニア人が民主党に投票し続ける限り、彼らは貧困と権威主義に崩壊し続けることになるのだ。
米ミシシッピ州ジャクソンの人々は、何処でウンコをしているのだろう？
ミシシッピ州ジャクソン市では、市営水道がすべて故障し、トイレを流す水がないことも忘れてはならない。そこで疑問が生じる。
そこで糞をしている人たちはどこにいるのだろうか？
もし、トイレでうんちをしているのなら、トイレを流す為の水を手で運ばなければならない。
その水は、何処から調達しているのだろう？
或いは、バケツでうんこをして、その中身を裏庭に捨てているのかもしれない。
そうなると、保健所にとっては悪夢となり、特に雨が降った時には、近所の人達の間で面白い会話が交わされそうだ。
もし、トイレが使えないとしたら、この街でどうやって商売をするのだろう？
地元の人たちが集まらなければならない時、コレラと大腸菌の角で集まれというのだろうか？
真面目な話、どの時点で、全ての糞がハイチの様な崩壊した第三世界の国を彷彿とさせる公衆衛生問題になるのだろうか？
全てが崩壊している
意図的に、グローバリストは、崩壊と過疎化を引き起こすために、文明の支柱を破壊しているのです。
彼らは攻撃しています。
- 食料
- エネルギー
- 健康（ワクチン、生物兵器）
- サプライ・チェーン
- 金融
- 選挙（大規模な不正操作／ミュール）
- 自由と自衛
- 気象／地球工学
包括的な目標は、人類の大部分を絶滅させ、生き残った人々を奴隷にする事である。
もし何度もコロナを注射していたら、おそらくもう死んでいるだろうということを、何も知らない大衆はそれに従っているのである。
詳しくは、本日のポッドキャスト「状況更新」をご覧ください。2022年9月5日状況更新 欧米各地で産業やインフラが日に日に崩壊していく
