不景気?不況?:食料品を買う為だけにローンを組む米国人の数は、今年に入ってから倍増している。
2022年9月1日(木) 記入者: イーサン・ハフ

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オンラインショッピングのレジでよく目にするBNPLBuy Now, Pay Laterオプションは、経済の悪化により、以前にも増して人気が高まっている

 

食料品を購入する為に『買うなら今、払うなら後』のアプリでローンを組むアメリカ人。
 

物価が上昇し、ハイパーインフレが進行する中、レストランでの外食や、スーパーでの買い物の際に、こうした短期ローンを選択する消費者が増えているのである。

賃金が低迷し、経済が不況や恐慌に陥る可能性がある中、短期融資業界の最大手である
Zip社のようなBNPL方式が、急成長しているのである。

 

 

(関連記事:金融黙示録の展開に伴い、マイクロローンの利用も増えている


Zipによると、今年、食料品を購入する人々のビジネスは95%増加し、レストラン代はなんと64%も増加しているという。

 

     

 

Zip社は、CostcoDoorDashSafewayStarbucks といった、大手小売店にサービスを提供している。

 

      


「ユーザーは」

「食料品やパンプキンスパイスのレイトを」

「僅か25%頭金で支払う事ができ」

残り75%は、その後の6週間で」

4回分けて支払う事ができる」

 

と、ジャリード・イエーガーは The Post Millennial誌 に書いている。

BNPL ユーザーの4人に3人近くが、クレジットスコアを落とす羽目になる

 

通常、無利子で、顧客は、BNPLを選ぶ事ができ、通常、数週間又は数ヶ月に渡って支払いを分散させる事ができます。

 

これは、給料日前の生活で、余分な援助が必要だと感じている人々にとって、魅力的な提案になる可能性があります。

BNPLを使った食品や消費財の購入も簡単で、レジで、クレジットカードや、デビットカードの番号を入力するのと同じ位の時間が掛る。

問題は、BNPLを利用する人の多くが事前に計画を立てず、比較的少額の買い物であっても支払いが大幅に遅れてしまう事だ。

Credit Karmaによると、
BNPL利用者の約3分の1は、少なくとも1回は支払いが滞ってしまう。

 

又、75%近く、詰り4人に3人は、これらのサービスを利用する事でクレジット・スコアに打撃を受けることになる。

「多くのサービスプロバイダーは」

遅延損害金を、請求する」

「詰り、支払いが間に合わなければ」

簡単な買い物でも」

「直ぐに高くついてしまうのだ」

 

と、イェーガーは説明する。

フィッチ・レーティングスの報告書では、
BNPLの平均的な利用者は、既に通常よりも高い負債を抱えており、無差別な浪費家ターゲット市場であることが示唆されている。


BNPLのサービスが、クレジットカードに取って代わることはないだろう。

 

クレジットカードも、人によっては大きなトラブルに巻き込まれる可能性があるが、特にこの様な時代には、厳しい状況を乗り切る為に一定の魅力がある。

あらゆるものの価格が高騰している今、
BNPLはある人々にとって、生活費を稼ぐ為の最後の選択肢になるかも知れない。

 

しかし、そのツケを払わなければ、借金バブルの崩壊は、更に大きくなるばかりだ。

「生きる為だけにお金を借りるのは」

「とても、とても、注意が必要です」

 

と、ネイチャーニュースの、コメンテーターは警告している。

 

「今、生きていけないのなら」

「この先も、生きて行けず

 

「銀行が金を返せと言う時に」

「未来が良くなると思うのか?」

「これは全て意図的、計画的なものです」

「世界は純粋な偶然で」

「ひっくり返っているのではないのだ」

別の人は、このままでは
「ゾンビをコントロールする為に、コミュニティで同盟を組まなければならなくなる」のは時間の問題だと書いています。

 

このゾンビとは、自分自身を限界まで追い詰め、解決不可能な問題に行き着いて、広範囲な混乱と社会崩壊を引き起こす人達の事を指します。

 

 

 

 

 

※Gen

 

結構前に、この動画を観て、

金銭感覚が麻痺している人の状態を知った。

 

・・・これは強烈だった。

 

(思い出して探したら在ったから)

(転載して置こうかな、と)

 

借金札(クレカ)の問題は

なにも米国だけの問題じゃない。

 

(しかも随分と前から)

 

気が大きく成り易い人間の・・・

無計画に成り易い人間の・・・

・・・弱点をうまく利用した仕組。

 

(自分だってそうなる)

 

車社会で、大量消費の米国。

 

備蓄品購入とは根本的に異なる

或る意味、異様な大量消費社会。

 

(長い期間、愚民化が推し進められ)

(尚且つ大量消費を焚き付けられたら)

(それだけで滅びの道を辿るのかも知れない)

(責任は自身に帰結する分、恐ろしい仕組みだ)

 

車で大きなスーパーに乗り付けて

日用品を大量に買物をする。

 

無計画なら、その時々の状態を

気にする事なく、ガンガン買うだろう。

 

「なにしろ日用品なんだから!」

「あれも、これも、無いと困る!」

「日用品で必要なんだから!」と。

 

その際に、後払いの仕組みは、

確かに便利だ、便利、この上無い。

 

暴走する欲求の充足を

束の間、満たしてもくれる。

ストレスを多く抱えてる人にも

束の間、虚構で満たしてくれる。

 

「本当に必要か?」とか

「その時々の経済状況は?」とか

 

なんにも気にしないで

気の向くまま、思いの向くまま

衝動的に購入する事ができる。

 

文中に「浪費家が標的」と云う旨が出ていたが

これも人間の弱点に付け込んだ

商売の仕組だと認識するのが好いのだろう。

 

日常生活の中で無計画で在った場合の罠。

 

(そしてそれに陥り易いのが人間)

 

手元に在る金銭の範囲内で

なんとかしようとする

感覚と思考を破壊してしまうのだから。

 

上手に賢く・・・

 

この仕組みを利用できる人達は

一体、どのくらい居るんだろう?

 

・・・と、こんな風に、

 

今は、頭を回せている自分でも

この仕組みを利用したら

多分、上手に賢くは活用できないで

ドツボに嵌って行く自信が有る。

 

店内の陳列技術に

負けそうになったり

実際に負けたりする事が

ショッチュウだからだ。

 

「必要」と「欲しい」の区別も以前よりは

随分と進んで、欲しいモノも減っては来たが

 

「その場」に身を置くと・・・

 

哀しいかな欲求を揺り起こされる自分も居る。

 

「本当に必要か?」が麻痺する事が有る。

 

後払いを利用しなくても・・・だ。

 

 

 

米国の、このスタイルは・・・

 

近所の超大型店ではないスーバーで

数日分を手に入れて

消費する自分とのスタイルとは全く違うw

 

そもそも、備蓄の効くモノ以外の

生鮮食品は大量に買い溜めが効かない。

 

多少、冷蔵庫で保存が効く調理の仕方でも

限度が有るから、或る意味どうにもならない。

 

それに・・・

 

身体の事を考え、栄養価や鮮度を重視すれば

そんなに長くもたそうとする事自体避けたい。

 

(気候柄、沖縄県民の様に)

(大型の冷凍庫を設置してる訳でもない)

 

そうなると、やはり・・・

歩いて行ける様な、近所のスーパーで、

出来る限り鮮度の好い状態のものを

割とマメに通って

手に入れるスタイルの方が自分には合う。

 

(面倒なんだが・・・w)

 

そのスタイルならば余計に

後払いまでして買おうとしなくて済む。

 

これは大きな仕組の問題なんだと思う。