ジャレッド・クシュナーと、米国初のロックダウンの謎
2022年8月27日


パンデミックの歴史上、これ程の規模で試みられた事のない米国のロックダウンの可能性は、2020年3月上旬には既に囁かれていた。ロックダウン説は15年前から流れていたが、今回、中国が初めてそれを試み、如何に詐欺的とは云え、大成功を収めたと主張したのである。

 

信じられない事に、米国も試行する事になったのだが、トランプを味方に付けるには、それなりの覚悟が必要であった。

 

1944年以来、連邦政府は検疫権を持っていた。

 

それだけは知っていた。

 

しかし、その行使はどこまで拡大できるのだろうか。

 

病人と一緒に健康な人を敢て隔離するのだろうか?

 

どこまでできるのだろう。

 

 

2020年3月16日、ドナルド・トランプアンソニー・ファウチデボラ・バークスによる恐ろしい記者会見で隔離が発表される前に、ホワイトハウスで何が行われていたのか、幾つかのジャーナリストの証言のお陰で、私達は、よりよく知る事ができるようになった。

 

  

 

トランプ大統領、新型コロナウイルス対策本部とブリーフィングを実施 - 2020年3月16日
 

ドナルド・トランプの 2020 年3 月16 日、この大惨事を引き起こした記者会見の文字起こし

 

それと一緒に、いつも信頼しているトランプが、何も知らないらしい、小さな字で書かれたチラシも入っていた。

 

「バー、レストラン、フードコート、ジム」

「その他、人々が集まる」

「屋内外の施設は閉鎖すること」と、ある。

 

アンソニー・ファウチがアメリカの自由を破壊した日
 

この言葉をもう一度読んでみてください。

 

こんなものが、中国がやる以前に、世界の歴史上、どこかの政府から出されたことがあっただろうか。

 

私は、そのようなケースを思いつきません。

 

人が「集まる」場所だけでなく、人が集まりそうな場所ならどこでも閉鎖してしまうのです。

 

教会。断酒会。市民クラブ。図書館。美術館。家々!

 

そして、これはトランプの監視下で起こった事で、正に、ここ米国で!?

 

全体主義より、もっと極端な事を表現する言葉があるはずだ。

当時、トランプの周りには、この考えを受け入れるほどパニックになり、混乱して居る事を証明した人が何人もいたのです。

 

しかし、記者団に配られたシートにその言葉を書いたのは、いったい誰なのか?

 

 

確かな事は言えないが、トランプの娘婿のジャレッド・クシュナーが重要な役割を果たした。

 

彼は大学時代の親しい友人2人に協力を仰いでいた。

 

ナット・ターナーと、アダム・ボーラーだ。

 

      

 

2人共、トランプと同じく、ウォートン・スクールを卒業していた。

 

 

ジャレッド・クシュナーは、彼らが医療提供の仕事をしていたので、パンデミックについて何か知っていると、何となく信じていた。

 

そこで彼は、彼らに電話をかけた。

アダム・ボーラーは、600億ドル規模の米国国際開発金融公社を率いており、現在もその職にある。

 

 

国際開発金融公社は、産業界の大物達に契約金や現金をばらまく数ある機関の一つだ。

 

その前は、ランドマーク・ヘルスのデリバリー・サービスの責任者だった。

 

詰り、彼は公衆衛生ではなく、ビジネスと金融に精通していたのだ。

 

彼は、科学ではなく、お金の為に医療に引き寄せられた、金融界の高官達の一人である。

ナット・ターナーは、両親のガレージで、ヘビを売っていたのが始まりの次々と企業した人だ。

 

 

本当に。

 

広告代理店を設立し、10年前に、Googleに7000万ドル以上で売却したのが、インバイト・メディア。

 

彼の会社Flatiron(腫瘍学関連の電子記録ソフトウェア)は、2018年にロシュに19億ドルで売却された。

 

ウォートン・スクールの彼のページには『若い、起業家、そしてGoogleのオーナー』と、記されている。

 

彼は今、有り得ない程、若い年齢で、億万長者の投資家になっている。

しかも、Googleオーナー!

その後どうなったかは『悪夢のシナリオ』(2021年)という本が解説している。

 

2020年3月13日のことである。

 


ボーラーとターナーは、西翼の地下にある部屋に潜り込み、危機の規模だけでなく、政治的な事も理解している人々に電話をかけ始めた。

 

その週末に、彼らは勧告をまとめ、ビルクスとファウチに回覧した。

 

このガイドラインは、大統領執務室で、トランプ大統領に提出される前に、更に改良された。

 

彼らは、学校での対面教育を閉鎖する事を推奨したかった。

 

レストランや、バーでの屋内飲食を閉鎖する事。

 

旅行をキャンセルする事。


ビルクスとファウシは、このガイドラインを、パンデミックをよりよく理解する為の、時間を稼ぐ為の重要な小休止と考えたのだ。

 

飛行機を止めるだけでは不十分であり、もっと多くの事をしなければならない、と彼らは言った。

 

.... ボーラー、クシュナー、ビルクス、ファウチ、その他の側近は、数日後、トランプに勧告を提示し、彼が何を言うかと心配になった。

 

クシュナーは、トランプがもっと『強硬な』行動を取る必要が出てくる可能性に備えていたのだ。

 

 

この説明は憶測の域を出なかった。

 

クシュナー自身も、彼の新著の中で、非常によく似た話を語っています。

 

歴史を変える : ホワイトハウスの回想録 

 

翌3月12日の早朝、ホワイトハウスに向かう途中、NYから兄のジョシュから電話があった。

 

セント・パトリックス・デイのパレードが中止され、何千人もの人々が避難し、更に何百万人もの人々が街を離れているのだ。

 

私がその対応に飛び込むように言われたことを伝えると、彼はある提案をした。"アダムに電話してみたら "と...。

 

アダムに電話しろ!

なぜ呼ばない?

 

例えば公衆衛生学者に?

ウイルスの専門家とか?

医学博士?

大学には、彼らが沢山居る

 

実際の知識と経験がある人なら誰でもいいのか?

 

いいえ。

 

それは完全に取り巻きの作戦で、特権を持った愚か者が何億人もの人々の私生活を乗っ取ろうとしているのです。

 

アダム・ボーラーは、連邦政府のコロナ対策に最適な人物でした。

 

特に彼は、政権のヘルスケア・チーム内の激しい対立を克服するスキルを持っていたからです。

 

そして、共通の友人であり、ヘルスケア産業で成功した起業家であるナット・ターナーに電話をして、更なる支援を仰いだ。...

綿棒や消耗品の不足に対処する一方で、私たちは公衆衛生ガイドラインの策定という別の問題にも直面した。

 

 

ここで一旦立ち止まって、この実感を考えてみましょう。

 

彼らは、政治や広報の為に、私達が従うべきガイドラインを必要としていたのです。

 

何しろ彼らは、その道の達人なのだから。続けて。

ビルクスとファウシは、全米の人々が混乱し、不安を感じて居る事を踏まえ、米国人が自分達の安全を守り、ウイルスの蔓延を遅らせる為に何をすべきかを理解できる様に、連邦政府の統一基準の必要性を議論していた。

 

そして、このガイドラインがあれば、病院が疲弊するのを防ぐ事ができると主張していた。

 

しかし、この1週間、この様な話があったにも関らず、誰もその様な文書を作ろうとはしなかった。

 

ナット・ターナーがこの問題を指摘したとき。

もう一度言いますが、そこでテープを止めましょう。

 

ナット・ターナーが、指摘したのは 誰もまだ命令を出してないってこと?

 

いい判断だ 誰かが直ぐにやる必要がある。

 

Googleドキュメントを開いて、国全体の中央計画を書き上げるんだ。

 

2時間の期限付きだ。

私は彼に、デレク・ライオンズと調整して草案を作るように頼み、FDAの元責任者で公衆衛生の専門家として名高いスコット・ゴットリーブ博士[ファイザー取締役]に電話するように勧めました。

 

私は、対応をよりよく整理し、ワクチン開発の努力を支援する為に、ゴットリーブに短期間だけ政府に戻って来て貰おうと説得していたのです。

ゴットリーブに電話した処、彼は私達が、ガイドラインを準備していることに感謝しました。

 

「自分が納得できる範囲よりも」

「少し踏み込んだものであるべきだ」と、彼は言った。

 

「必要以上にやっていると感じたら」

「それは正しくやっている証拠だ」と。

 

 

この光景には本当に驚かされます。

 

電話。急ぎの書類。友人の友人。

製薬会社の重役 知る人ぞ知る!

その結果、米国と世界を封鎖する文書ができあがった。

 

利害関係のない専門家に尋ねる事もなく、とんでもない特権を持つ素人同然の人達が書き上げたものだ。

 

彼らが打ち出したものは、米国全土の3億3千3百万人の生活に影響を与えるものだった。

 

彼らは、その事を考えたのだろうか?

気にしただろうか?

 

自分達の階級や血統とは違う人達の事を一度でも考えたことがあるのだろうか。

その結果。

 

トランプは「ガイドライン」に同意し、公衆衛生の歴史において、更には人類の歴史全体において、最も重大なロックダウンの決定に繋がった。

 

病院、老人ホーム、そして必要不可欠とされる施設を除く、国内のあらゆる商業施設を封鎖した。

 

CDCは、あなたの家に夕食を食べに来るのは10人までと言った。

 

[ジャレッド・クシュナー:2020年3月11日、マイク・ペンス副大統領から、コロナの対応について私に協力要請がありました。私は友人のナット・ターナー(左)と、アダム・ボーラー(右端)に電話を掛けました。彼らは医療起業家として成功し、世界中から救命物資や機器を調達するのを手伝ってくれました。アヴィ・バーコウィッツ(中央)は、私達が政府機関に勤務している間、重要な相談相手だった。(ホワイトハウス写真室提供)] 

 

  

 

  

 

 

 

では、はっきりさせましょう。

 

米国と世界中の生活を破壊し、最終的に大統領と議会の敗北を招いたこの決定は、感染症、疫学、免疫学、パンデミックの歴史、ウォートン・スクールの経営とビジネスの授業以外での経験が全くない、コネのある一握りのハイテク起業家によって行われたのです。

 

Googleとの密接なコネクションもある。

 

そして彼らは、米国民に強制されたワクチンによって何十億もの利益を得る事になった大手製薬会社のある取締役と協力して、これを行ったのです。

 

また、Googleは、大儲けした。

どうやら、上記は、1つの実話と1つのジャーナリスティックな記録を基にした実話であるようです。

 

世界は、文字通りの蛇のセールスマン、Googleが資金提供した医療用DoorDashの発明者、大手製薬会社の重役、エイズの恩恵で生きてきた官僚、40年間政府にいた80代のメディアスター、それにCEOとしての経験から国を閉鎖して元に戻す事ができると想像した、簡単に騙される有名ブランドの販売人の婿によって破壊された!

 

この様な人達は、エリートの集まりである。

 

彼らは、詐欺でトップに上り詰め、新しく手に入れた権力を著しく不道徳な方法で行使し、この国や他の多くの国を破滅させた、多数のエリートを構成している。

はっきり言って、この話にはもっと多くの事が含まれている。

 

ひとつは、この鳥達が審議している間にも、保健福祉省は既に、3月13日に機密扱いのロックダウン命令を出していた事である。

 

2020 年 3 月からのロックダウン命令の内情
 

詰り、それは既に計画されていた事なのだ。

 

もしかしたら、このおバカさん達は、実権はもっと上にあるのに、自分達が主導権を握っているとばかり思っていたのかもしれない。

 

私は知らない。

 

しかし、私はそうしたい。

 

まるで万華鏡のように回転が止まらない。

 

今判って居る事は、スキャンダルとしては十分だ。

ブラウンストーン研究所の創設者兼所長であり、学術誌や一般誌に何千もの論文を発表している。

 

ジャレッド・クシュナーと最初のアメリカ封鎖の謎

 

また、『The Best of Mises』の編集者でもある。

 

エポックタイムズで毎日経済に関するコラムを執筆している他、経済、テクノロジー、社会哲学、文化などのテーマで広く講演を行っている。

 

この記事は、ブラウンストーン研究所に掲載されたものです。

 

 

※Gen

 

成程・・・

 

クシュナーが、トランプアイコンを操って居ると云う

裏付けになる様な、内容だ。

 

裏切者と云われた、マイク・ペンスのやり方も

こうやって具体的にやっていたのか・・・

 

この記事自体が転載元を記載しているから

かなり多くの米国人の目に触れているだろう。

 

それにしても

 

クシュナーがハンドラーだとしても

出版なんかして、異常な虚栄心を曝しているのが

びっくりする。

 

ハンドラーと云えども、

奥の院の代理人の一人なんだろう。