【大事件!あの有名企業キングソフトが衝撃の大暴露!『WPS Office』は中国共産党の監視下にある!】マイクロソフトの互換ソフトとして日本で大人気「WPS Office」のキングソフトが衝撃の告発!

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/07/it-23.php

 

中国当局がIT企業に押し付ける「監視機能」...板挟みの企業が見せたギリギリの抵抗 

中国で人気のワープロソフト「WPS」に疑惑が KINGSOFT OFFICE

<中国IT大手キングソフトが暗に認めた当局による「検閲」。中国当局のプレッシャーと、ユーザーの板挟みという苦しい立場に置かれているようだ>

6月下旬、中国IT大手キングソフトが提供するクラウドベースのワープロソフト「WPSオフィス」に検閲疑惑が浮上した。

 

中国の作家が原稿をクラウドに保存したところ「違法な」情報が含まれているとしてアクセスできなくなったと告発したのだ。

同社は当初、検閲を否定しつつも、7月13日には中国のサイバーセキュリティー法に従っているだけだと発表。来年末までに無料版WPSから広告を排除すると告知するなど、ユーザーのつなぎ留めに必死になっている。

1989年のリリース以来、WPSは中国においてマイクロソフト・オフィスに代わる業務ソフトとなってきた。

 

今回、国内法に従わざるを得ない状況をユーザー離れのリスクを冒してまで認めたことは、同社がユーザーと当局の板挟みになっている証拠でもある。

国内法の縛りを受け自社製品に監視機能を付けているとみられる中国IT大手は少なくない。

 

リスクを冒した声明は、キングソフトなりの「告発」だったのかも。

 

中国のモバイルバッテリー「盗聴・位置特定」可能

モバイルバッテリー(lslqtz, CC0, via Wikimedia Commons)


中国のモバイルバッテリーは、盗聴や位置特定ができ、市民の生活は「ライブストリーミング」されるようだと、中国メディアの記者の調査で分かった。

中国公式誌「半月談」の記者は27日、盗聴や測位など複数の機能を兼ね備えたモバイルバッテリーが市場で流れていると明らかにした。

 

内蔵の通信用SIMカードを改造するだけで、モバイルバッテリーが「盗聴器」と「位置特定器」に変身し、いつでもどこでも遠隔盗聴と正確な位置特定を実現することができる。

貴州省貴陽市の王さん(男性)はうっかりして自分のモバイルバッテリーを割ってしまい、修理屋さんに持っていって検査してもらった処、このモバイルバッテリーの中に盗聴器と位置特定装置がセットされていることが判明した。修理屋は、誰かが操作すれば、王さんの生活は全部のぞかれると述べた。

記事によると、ネット上ではこのような位置特定、盗聴付きのモバイルバッテリーを販売している業者が少なくないという。

 

ある業者のカスタマーサービスは、位置特定・盗聴付きのモバイルバッテリーは、オーダーメイドができ、1日に数十台を改造でき、価格は主にメモリの容量によって異なると明らかにした。

「半月談」の記者は、300元(約6000円)で改造したモバイルバッテリーを注文した。

 

到着後、ユーザーマニュアル通りに操作し「測位」機能をクリックしてテストすると、地下鉄や駐車場などの場所でも、電波に影響される事なく、移動軌跡を明確に記録できる事が分かった。

上記のカスタマーサービスは、「半月談」の記者に、アプリに「音声制御チャット」を設置すれば、モバイルバッテリーの周囲の音声が50デシベルに達すると、録音機能が起動し、自動的に携帯電話に送信されると伝えた。

 

また、自分の携帯電話番号をアプリのホワイトリストに追加し、その携帯電話の番号でマニュアルが提供している電話番号に電話すると、モバイルバッテリーは自動的に受信する携帯電話になる。

現在、GPSロケータのような製品は、中国の国家強制製品認証カタログに登録されておらず、その上でマイクの集音などの機能を追加しても管理規定がなく、規制の盲点となっている。