カタールの研究により、自然免疫は14ヶ月後でも重度のコロナに対して97%の有効性がある事が判明
2022年7月19日(火) by: ラモン・トーメーTags: B11529, B16172, CDC, covid19, Delta, goodhealth, goodscience, immune system, infections, MMWR, natural immunity, omicron, outbreak, pandemic, Qatar, Qatar University, real investigations, research, SARS-CoV-2, truth, Wuhan coronavirus
中東のカタールの研究者による研究で、コロナウイルスに対して、一次感染から14カ月経過しても自然免疫が97%有効であることが明らかになりました。
研究結果 14ヵ月後の重症COVIDに対して自然免疫力が97%有効であることを確認
7月7日にmedRxivに投稿されたプレプリント論文は、2020年2月から2022年6月の間にワクチン未接種のカタール人を対象に実施された3つの研究を分析したものです。
B11529 omicron変種と以前のSARS-CoV-2株に直面した時の自然免疫の持続期間に関する疑問に答えようとしたものである。
カタールにおけるSARS-CoV-2自然感染者の再感染に対する免疫防御期間
カタール大学の研究者らは、ワクチン未接種のカタール人がCOVID-19の発作を生き延びた場合、COVID-19の重症化またはそれによる死亡に対して優れた防御効果を示すことを発見しました。
「重症、重症又は致死的な」「コロナ再感染に対する」
「一次感染の効果は」
「一次感染又は再感染の変種に関係なく」
「97.3%であり、衰えを示す証拠はなかった」
「50歳未満のサブグループ解析でも」
「同様の結果が得られた」
「再感染に対する」
「防御力が低下しているにも関らず」
「驚くべき事に」
「再感染時の重症COVID-19に対する」
「防御力が低下している証拠はなかった
「これは、一次感染から」
「14ヶ月後でも100%のままであり」
「オミクロン免疫回避による」
「顕著な減少効果は認められませんでした」
と、彼らは書いている。
オミクロンの出現以前は、COVID-19に対する自然免疫は、16ヶ月後には、僅か70%にまで低下していましたが、これは、研究著者らは「生物学的免疫の真の衰え」であるとしています。
更に、カタールの研究者達は、プレプリント研究の中で、ワクチンによる免疫よりも、自然免疫の方が優れている事を強調しています。
「ワクチンによる免疫は」
「1年しか続かないかもしれないが」
「自然免疫は...3年続くかもしれない」
と、彼らは述べている。
(関連記事:研究:コロナに対する自然免疫は衰えないが、完全なワクチン接種を打たれた人はエイズを発症している)
「オミクロン亜種の免疫回避は」「オミクロン前の自然免疫の」
「全体的な保護を減少させ」
「その衰退を加速させた」
「-ワクチン免疫に対する」
「オミクロンの効果を反映しているが」
「その速度は遅い」
CDCも、自然免疫を認めている
カタールの研究者による論文では、2021年11月下旬に初めて出現したオミクロンの文脈で自然免疫について論じています。
初期の株よりも遥かに感染力が強いものの、オミクロンは感染者の症状をより軽快させた。
オミクロンの BA4 及び Ba5 亜種は、執筆時点ではSARS-CoV-2の最も優勢な株となっています。
米疾病対策センター(CDC)も、今年に入ってから自然免疫の優位性を認めている。
CDC の、罹患率及び死亡率週報(MMWR)の、1月28日版で、公衆衛生機関は、感染と入院を防ぐ上で、自然免疫はコロナワクチンの少なくとも3倍の効果があると述べた。
CDCの調査結果は、画期的な感染症を引き起こす事が知られている初期の B16172 デルタ変異型に適用されました。
COVID-19の接種状況および以前のCOVID-19の診断別患者数および入院数-カリフォルニア州およびニューヨーク州、2021年5月-11月
CDCは、2021年5月~2021年11月にかけて、カリフォルニア州とNY州の4つのカテゴリー(ワクチン未接種者とコロナの発作を生き延びたワクチン接種者、及びSARS-CoV-2に感染した事のない両グループ)を調べた先行研究を参照している。
自然免疫を持つワクチン未接種者は、免疫を全く持たない人に比べて感染率が15~30倍近く低かった。
一方、SARS-CoV-2への曝露歴のないワクチン接種者は、免疫のない人に比べて約4.5〜6.2%低い感染率に留まりました。
入院に関しても同様の結果が得られ、自然免疫の人は、COVID-19の予防接種によって免疫を得た人に比べて、入院する確率が2〜6倍低くなっています。
「2021年6月に」「デルタ型が優勢になる以前は」
「ワクチン単独接種者よりも」
「過去の感染から生還した人の方が」
「患者発生率は高かった」
「10月初旬迄に」
「以前の感染を生き延びた人は」
「ワクチンを接種した人よりも」
「症例率が低くなった」
と、MMWRは述べている。
Del BigtreeとJefferey Jaxenが "The HighWire "でCOVID-19に対する自然免疫の優位性について話しているのを以下でご覧ください。
コロナに対する自然な免疫力が長続きする