西欧州は自殺注意、食料とエネルギーの崩壊は日に日に悪化...今度の冬は何人が餓死するか凍えるか?
2022年7月6日(水) by: マイク・アダムス

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西ヨーロッパは、徳のある国々が「グリーン派」をなだめるために化石燃料のインフラ(と原子力発電所)を取り壊した為、自殺行為に及んでいる。

 

今、ドイツ、フランス、イギリスのような国々は、ロシアがノルドストリーム1の様なパイプラインからの天然ガスの流出を着実に減らしている為、エネルギーの破局に直面している。

多くのヨーロッパ諸国は、ロシアがパイプラインを長期間停止させる口実を見つけるだろうと考え、ノルドストリームが再開されないことを心配している。

 

これは、発電や国内産業への電力供給をロシアのガスに大きく依存しているドイツのような国にとっては破滅的なことである。

 

ロシアは重要なパイプラインの作業のためにガスを遮断する予定であり、ドイツは最悪の事態を恐れている。
 

CNBC「クレムリンは、計画的な保守作業によって、永久にパイプラインを停止させるのではないかと懸念する者もいる」と報じている。

ユーラシア・グループのヘニング・グロイスタイン氏は「もしプーチン大統領がゲームをしているか、痛い目にあいながら欧州を攻撃したい為に、メンテナンス後に戻ってこなければ、夏の終わり迄にガスの貯蔵所をいっぱいにする計画は恐らく上手く行かないだろう」と述べた。

ユーラシア・グループによれば、もしプーチンが、パイプラインNord Stream 1のメンテナンス終了予定日を超えてガス供給を完全に停止させることを画策した場合、グロイシュタイン氏が「最大限の経済戦争」と表現したシナリオでは、ドイツは3段階の緊急ガス計画のうちレベル3に移行せざるを得ないだろうとのことである。


又、欧州がウクライナに武器を送ってロシア兵を殺しているのに、何故ロシアは欧州へのエネルギー供給を止めないのだろうか?

 

何故、欧州の指導者たちは、ロシアに対して経済戦争や運動戦争を仕掛ける事はできても、ロシアが欧州に対して経済戦争を仕掛ける事は避けるように要求するのだろうか。

 

ヨーロッパは「ロシア、お前を殺してやる!」と言っているように見えます。

 

「しかし、我々があなたを殺し続ける間、ガスを売ってください」と言っているようだ。

欧州の政策の愚かさは、理解を超えている。



ヨーロッパ全土で飢饉が発生。肥料も燃料も食料もない

 

6月下旬、プーチンは『非友好的な国』へのロシアの輸出を全面的に禁止することを発表した。

 

TheConsul.com.pk が、書いているように。

 

ヨーロッパは飢餓に直面するかもしれない。プーチン大統領は「友好的でない国」へのロシア製品の輸出をすべて禁止した。


この措置は、欧州連合(EU)にとって完全な災難である。基本的にヨーロッパ経済の死刑執行令状にサインしているのだ。

 

ヨーロッパ経済はこの強硬な措置に耐えられないかもしれないと懸念されている。今から1年後、全てのヨーロッパ人の生活水準は、現在よりも大幅に低下しているだろう。

 

今こそ、全てのヨーロッパ人が、これから何が起こるのか、この法令によって自分たちの生活がどの様に影響されるのかを考えるべき時なのです。

この危機は、勿論、完全に人為的なものである。

 

ドイツ、フランス、イタリア、英国、その他の西ヨーロッパ諸国を動かしている金融音痴の社会主義者たちによって作り出されたものである。

 

傲慢な彼らは、ロシア経済を倒そうとしたが、ロシアを豊かにする一方で、自国の地域経済とサプライチェーンを破壊する結果になっただけである。

経済学者は、ヨーロッパ諸国はロシアに制裁を加えることで財政的な自殺を図ったと考えている。

 

彼らは、欧州の制裁のためにロシア経済が崩壊すると考えて、ロシアに制裁を実施し、完全な経済戦争を課した... 欧州人は飢えと寒さに苦しみ、すべての欧州製品とサービスは不足するか停止される可能性が高い。

これは、自国を維持するためのエネルギーと肥料のほとんどを供給している国を遮断しようとすると起こることです。

 

今、西ヨーロッパ諸国は、その傲慢さと好戦性から、ロシアがエネルギーの流れを断つことで、これから冬にかけて経済と社会の全面的な崩壊に直面しているのである。


「グリーン」運動の誤った主張が、プーチンに、一発も撃つ事無く西側諸国を破壊する力を与えたのだ。


事実上、西ヨーロッパの指導者達によって無頓着に売春させられたグリーン運動は、国内の著しい脆弱性を生み出し、プーチンは今や、ロシアからの輸出を全て停止させるだけで西ヨーロッパを破壊する力を持っているのである。

 

西ヨーロッパ諸国は、石炭と天然ガスの操業再開にすでに何年も遅れている。

 

詰り、今すぐ石炭とガスに切り替えようとしても、今後何年も破滅的な苦しみを味わうことになるのである。

しかし、ヨーロッパの心ない、理解できないほど近視眼的な指導者達は、未だに「グリーン・アジェンダ」を推進しており、風力で動く列車や太陽光で動くトラクターが存在しないにも関らず、何とかして世界を風力や太陽光に「移行」するよう要求しているのである。

 

「グリーン」エネルギーだけに依存する世界は、何十億もの人類の死と、それに続く経済と社会の完全な崩壊を経験する世界である。

 

それは西ヨーロッパが懇願している世界であり、西ヨーロッパが自殺的な死のカルトのように行動している理由であることが判明した。

ユーロは、恐らく今後18ヶ月以内に崩壊するだろう。

 

ドイツ経済は崩壊するだろう。

 

大量の飢餓が大陸中に広がり、2023年の西ヨーロッパの大部分は、現在のスリランカの様になるだろう。

 

国が食料、燃料、交通手段、基本的な安全保障を提供できなくなれば、大規模な反乱は避けられなくなる。

 

飢え、凍え、絶望した人々は自暴自棄の行動に出る。

我々は、西洋文明の自殺を目撃している。

 

社会主義の愚かさと、妄想と美徳の印に根ざした考えを持つグリーン運動に拍車がかかっているのである。

 

この冬、彼らは自分たちの悪い考えを薪ストーブで燃やして暖を取ることができるかもしれない。

 

薪ストーブがまだヨーロッパ中のどこでも入手可能であればの話だが(今はもうない)。

何百万人ものヨーロッパの人々が、この冬は凍え、飢えていることに気づくだろう。

 

その一方で、政治指導者達は自分達の事ではなく、プーチンを非難している。

 

何故なら、愚かな人々は自分たちの間違った決断から学ぶことができないからだ。

 

彼らはただ愚かさを倍増させ、他の誰かのせいにするのだ。

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2022年7月6日情勢速報 食糧・エネルギーの崩壊が止まらない西ヨーロッパは自殺注意