プーチン、新世界秩序に勝利宣言:人類が『目覚めた』から『エリートの交代』がやってくる
2022年6月21日(火) 記入者: ニュース編集部

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ここ数十年、新世界秩序を切り開く為に協調して世界を動かして来たグローバルエリートは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領によれば敗北した。

 

 

彼は金曜日の、サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEFでの演説で、西側諸国の「エリート交代」は直ぐそこに来ていると警告している。
 

プーチン、新世界秩序に勝利宣言。人類が「目覚めた」ために「エリートの交代」がやってくる


EUと米国の指導者達が行っている悲惨な自由主義政策は、社会における不平等と分裂を悪化させている。

 

福祉だけでなく、様々なグループの価値観や方向性の面でも。

「この様な現実や社会の要求からの剥離は」

「必然的にポピュリズムの高まりや」

「過激な運動の拡大、深刻な社会的・経済的変化」

「劣化、そして近い将来には」

「エリートの交代に繋がるだろう」

 

と、ロシアの指導者は述べた。

 

プーチン、新世界秩序に勝利宣言「人類は目覚めた」

 

グローバルエリートは、17世紀のパリの街角でギロチンが行われた時代以来、見られなかった様な人々の怒りに直面する事になる。

 

プーチンによれば、エリートの青い血が、再び街角を駆け巡ることになる。

プーチンによれば、もう一つの革命は、直ぐそこまで来ている。

 

人類は、エリートに目覚め、復讐は、それが来るとき、迅速かつ適切に行われるだろう。

新世界秩序に率いられた西側諸国が冷戦の勝利を宣言した時、米国人は自分達を「地上の神の使者」と位置付け、神聖視されるべき利益を持ち、義務を負わない

と、プーチンはSPIEFの聴衆に語った。

 

その後、新たな権力の中心が出現し、自国のシステム、経済モデル、主権を守る権利を持つ様になった。


これらの「地政学、世界経済、技術分野、国際関係のシステム全体における真に革命的な、地殻変動」は、「基本的で、極めて重要で、避けられないもの」だと、プーチンは、SPIEFで述べた。

 

「そして、激動する変化の時を待っていれば」

「物事が正常に戻り、全てが以前の様になると」

「考えるのは間違いである。そうではありません」

 


新世界秩序は風と共に去り、言い換えれば、新しい権力の中心が出現した。

 

新しい権力の中心が出現し、一極集中の世界秩序は戻って来ないし「植民地」的な考え方は失敗した。

 

世界の人々は語り、自分達を家畜や「役立たずの食い物」にしようとする新世界秩序の計画を拒否したのである。

この大きな変化はどの様にして起こったのだろうか?

 

プーチンに言わせれば、それは至極単純な事だ。

 

新世界秩序に率いられた西側諸国は、その傲慢さと横柄さにおいて、ウクライナ紛争への対応を誤ったのだ。

 

  

 

米国とその同盟国は、ウクライナでのロシアの活動に対して「打ち切り」キャンペーンを始めた時、ロシアの経済と社会を崩壊させ、弱体化させる事を目的としていた。

 

  

 

この制裁は、社会的・経済的問題を悪化させ、食料、電気、燃料のコストを引き上げ、西側諸国全体、特に欧州と米国での生活の質に打撃を与え、その作成者に返ってブーメランの様になった。

 

 

「EUは、政治的主権を完全に失い」

「その官僚エリートは」

「他人の曲に合わせて踊り」

「上から言われた事は何でも受け入れ」

「自国の国民と経済に害を及ぼしている」

 

と、プーチンは言った。

EU市民は「現実から切り離され、常識に反して行われた決定」の代償を払う事になる。

 

制裁による直接の損失だけでも、1年で4000億ドルを超える可能性があるからだ、と彼は付け加えた。

 

 

西側諸国のエネルギー価格の高騰やインフレをロシアのせいにするのは、ホワイトハウスが言う処の「プーチンの値上げ」だが「愚かさ」であり「読み書きのできない人達の為に作られたもの」だと、ロシア大統領は言った。

「我々を責めるな」

「自分達を責めろ」

 

と、プーチンは言った。

 

 

更にプーチンは、もし世界中で食糧不足に陥った場合、非難の矛先は正に欧米の指導者に向けられるだろうと主張した。

 

EUは「再生可能エネルギーを盲信し」ロシアとの天然ガスの長期契約を破棄した為、昨年のエネルギー価格の高騰を招いたという。

 

 

一方、米国とEUは、何兆ドルものドルやユーロを印刷する事によって、コロナの大流行に対処している。

米国とEUのロシアに対する制裁、特に肥料と穀物の輸出は、世界の食糧難を拡大させる原因の一つであるとプーチンは指摘した。

 

もし、世界の最貧国で飢饉が起きたら『それは全て米国政権と欧州の官僚の良心に掛かる事だ』と。

 

  


食料供給に関する問題は、ここ数年 - 数ヶ月ではない - 「他人の犠牲で問題を解決する事に慣れている人々の短絡的な行動」によって生じたもので、一種の「略奪的植民地政策」としてお金を印刷して貿易の流れを歪めた、とプーチンは言った。

ロシアは、飢餓の脅威が最も深刻な、アフリカと中東に食糧を送る準備ができているが、西側が課す「物流、財政、輸送」の障害に直面している、と彼は言った。

 

リプレイ:プーチン、欧米の「愚かな」制裁「電撃戦」を退ける - FRANCE 24 English
 

 

※Gen

 

グローバリストに勝利宣言をしたのは

歴史的な快挙であるが・・・

イコール、連中が一掃されたと云う

意味ではなく

戦略・戦術において布石が完了したと云う

意味なんだろうと思う。

 

マイク・アダムス達が今迄伝え

分析して来た内容と

プーチンが公共の場で伝えて居る

今回の内容が、その要点において

ぴったり一致している処が・・・

なんとも複雑な気持ちになる。

 

それは・・・

 

あの事も、この事も

全ての関連要素が更に顕在化する

 

膿出しはこれからが本番で

未だ未だ、各国の国民・・・

自分達が、シワ寄せを喰らわせられる

・・・その見通しが立ってしまう事が

なんとも・・・。

 

デストピアが

ユートピアに変わるには

圧倒的多数の各国の国民が

その方法を・・・

その原因を・・・

骨の髄から認識しない限り

現実化にはならない・・・

 

『世界が全体幸福にならないうちは』

『個人の幸福はあり得ない』

 

宮沢賢治の言葉は普遍的な要素だと

改めて思う・・・