ロシア、ウクライナでの『特別作戦』からNATO全体を狙う『非軍事化』への移行を一挙に進める
2022年6月4日(土) by: イーサン・ハフTags: demilitarization, NATO, Poland, Putin, Russia, special operation, Ukraine, western europe, world war, World War III
米国がウクライナに大量の武器を流し込んでいる為、ロシアはウクライナでの「特別作戦」をよりグローバルなアプローチで行う必要があると発表した。
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同国のグローバリストの問題だけに対処するのではなく、ロシアはNATO全体が敵である事に直ぐに気がつく。
悪の枢軸はウクライナの傀儡政権よりも遥かに大きいというのが、単純な言い方である。
ロシア国営放送の番組「60ミニッツ」で司会者のオルガ・スカベエワが「不愉快なニュースがある」と言った。
「我々が(ウクライナに)納入されている兵器を」
「計画的に破壊しているにも関らず」
「米国が送ってくる兵器の数量は」
「我々に幾つかの」
「グローバルな結論を出さざるを得ない」
「恐らく、ロシアのウクライナでの特別作戦は」「本当の戦争が始まったという意味で」
「終焉を迎えたと認めるべき時なのでしょう」
「第三次世界大戦だ」
「ウクライナだけでなく」
「NATO同盟全体の非軍事化を」
「実施せざるを得なくなった」
と、付け加えた。
これは大きな言葉だが、かなり以前から壁に書かれていた言葉だ。
NATOがウクライナ問題への対応でロシアに一泡吹かせることを決めた時点で、これが第三次世界大戦に向かっていることを多くの人が察知していた。
ロシア・ウクライナ紛争は、西洋文明の崩壊で終わるのか?
米国とポーランド、そしてドイツなど他のNATO諸国は、対ロシア統一戦線の一環として、ウクライナに武器やその他の装備を流し込んでいる。
この為、ロシアには反撃以外の選択肢が殆どない。
ロシア外務省外交アカデミーのウラジミール・アヴァトコフ氏は
「特別軍事作戦に干渉しようとする者は」
「大きな代償を払うことになる」
「と言ったプーチン大統領の言葉を」
「思い出す必要がある」
と、付け加えた。
「ウラジーミル・プーチンの」「この言葉は決して忘れない」
「しかし、ウクライナ領土での」
「ロシアの特別作戦を」
「妨害しようとする人々が既に大勢並んでいる」
「核攻撃を行わずに」
「行動する方法は」
「まだ見付かっていない」
と、スカベエワはすぐに口を挟んだ。
ロシアはポーランドに警告している。自分の事に気を配るか「現在の国境は無価値になる」
対談の中で、ロシア国会議員のオレグ・マトヴェイチェフ氏が、ポーランドが「何らかの介入を始めたら・・・現在の国境は無価値になる」と発言し、それに対してスカベエワ氏が、
「手を引いて」
「自分の事を考える必要があるのは」
「ポーランドだけではありません」
「ポーランドだけでなく」
「主にイギリスとアメリカについて話していた」
「彼らは皆、並んでいる」
と、付け加えました。
アヴァトコフ氏も「急ぐことはない」と言った。
「アバトコフが言った。何事もその時に!」
ロシアによれば、ポーランドはウクライナ西部の領土を奪取するために動いていると言われているので、単に一番乗りなのだそうだ。
ロシア政府は、ポーランドが『ウクライナを解体するために積極的に動いている』とも主張している。
ロシア国営放送では、司会者や評論家が定期的にウクライナのことを「以前はウクライナとして知られていた領土」と呼んでいる。
また、ロシアの作戦目標の一つであるウクライナの「脱亜入欧」に関連する事柄も議論されている。
国防委員会のアンドレイ・カルタポロフ委員長は、ウラジーミル・ソロビョフとのサンデーイブニングのインタビューで「我々にとって、特別軍事作戦は最初の行動、導入部に過ぎない」と述べた。
「今行われている戦争は......」「単なる経済戦争や情報戦争ではなく」
「この戦争は私たちの信仰に関するものです」
「人民として、信じたいことを信じ」
「愛したい人を愛し」
「祖先が望んだであろう方法で」
「我々の土地で」
「生まれながらの権利によって生きる」