暗号の大惨事と市場の騒乱は、来るべき「全ての崩壊の母」を予感させる
2022年5月13日(金) by: マイク・アダムスTags: bitcoin, Bubble, chaos, Collapse, crypto, finance, Luna, risk, stock market, Terra
「暗号はデジタルゴールドだ」という不条理だがよく言われる主張が崩れ去った。
TerraUSD「stablecoin」エコシステムの一部であるLUNAトークンは、全く不安定であることが判明し、今週デススパイラルに突入した大規模なハイパーインフレのLUNAトークン作成イベント(償還/売り抜け要因と複合)の後にゼロに崩壊した。
全てのLUNA投資家は完全に一掃され「安定コイン」のアイデアそのものが信頼性に大きな打撃を受けた。
(コミュニティ全体から「安定」と評されたものが)(殆ど誰も皮肉を言わずに)
(事実上一晩でゼロになるのは暗号の世界だけです)
何年も前から繰り返し警告しているように、暗号は多くの重要な利点を持つ技術だが、暗号が「価値の貯蔵」であるという誤解を決してしないでほしい。
そうではありません。
価値のあるものを持ちたければ、現物の金や銀を買えばいいのです。
暗号は取引の為のものであり、貯蓄の為のものではない。
暗号の「ホドラー」達は、人々にコインを「ホドル」(売らない)よう懇願してきた。
それが、ネズミ講を維持する為の唯一の方法だったからである。
しかし、暗号の「価値」が、誰も換金したり売ったりしないことに依存しているなら、その「価値」に深みはないのではないだろうか?
ビットコインは高値から60%近くも急落し、今週繰り広げられた暗号の大虐殺は、暗号は永遠に上昇し、訂正や現実の確認に直面する事はないと考えてきた暗号「投資家」にとって心理的に衝撃的なものでした。
因みに、私は分散型通貨の強力な支持者であり、最近、その圧倒的に優れたアーキテクチャとプライバシー保護機能から、プライバシーコインであるMoneroを推奨している。
私の考えでは、Moneroは、Bitcoinが約束しながらも実現できなかったもの全てです。
(免責事項:このポッドキャストの時点では)
(私はMoneroトークンをゼロで保有していました)
(私は暗号で資産を「保存」しないので)
(現在保有しているMoneroは300米ドル未満です)
(必要に応じて取引に使用するのに)
(十分な量だけ持っているのだ)
これがそのポッドキャストです。MONEROが分散型金融(DeFi)に最適なプライバシーコインである理由
ウォール街のバブルも崩壊間近
しかし、バブルは暗号だけではありません。
どう考えても、私達は現在「あらゆるものバブル」に陥っており、恐らく金と銀だけが本当の掘り出し物を見付ける事ができるのです。
他の殆ど全てがバブルである。
株式、債券、不動産、暗号、中古車、そして勿論、何もない不換紙幣。
バブルは勿論、壮大なスケールで、間も無く壊滅的な崩壊を迎える。
歴史上、これほど大規模で広範囲なバブルはなく、これから起こる暴落に匹敵する様な暴落もないだろう。
今週証明された事は、暗号は株の暴落からの安全な避難所ではないと云う事です。
実際、暗号の下落傾向は、ウォール街の暴落と強い相関がある様に観得ます。
株式トレーダーはマージンコールを受けると、急落する株式のマージンを満たす為に暗号資産を売り払います。
これが今度は暗号空間のマージンコールに繋がり、暗号の下落スパイラルが加速されるだけです。
この為、私は、FRBが間もなく方針を転換し、金利を引き下げる一方で、株式や債券などあらゆるものを買い上げて市場に新たな流動性を供給する事を余儀なくされると考えています。
FRBの、バランスシートは爆発的に拡大しようとしている。
これは、FRBが達成しようとして居る事とは正反対である。
しかし、今週になって彼らが気付いた事は、金利をほんの少し操作するだけで、この脆弱で過大な株式市場は崩壊しかねないと云う事だ。
詰り、FRBは、今後ハイパーインフレを選択する事になるのだ。
それは又、FRBが、システムに流動性を注入する事によって、株式市場がもう一度急騰する事を意味する。
しかしそれは、最後の暴落が、本来あるべき姿よりも遥かに悪いものになる事も意味している。
本日の状況更新のポッドキャスト状況更新 2022年5月13日 - 暗号の大惨事、市場の騒乱で投機筋が自殺に追い込まれる
※Gen
WEFの思い通りになるタイミングに成り得るのか?
それとも、転換の切っ掛けのタイミングに成るのか?