米国農務省:現在、米国冬小麦の総生産量の69%が干ばつ地帯に...収量の急減は目前
2022年4月23日(土) by: イーサン・ハフ

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米国の冬小麦の内、米国農務省(USDAから「良好」又は「優秀」の評価を受けたのは32%に過ぎないことが、新しい報告書で明らかになりました。

 

 

世界の小麦事情について考える
 

これは、1週間前と比較して2ポイントの微増であるが、この数字は2021年の53%の評価には遠く及ばず、多くの地域で続く旱魃の為、米国の小麦の作柄がいかに悪いかを物語っている。

「フェアと評価された冬小麦は32%」

「貧弱から」

「非常に貧弱と評価された冬小麦は36%」

「冬小麦の頭打ちは5%であり」

「5年平均の6%より1ポイント少ない」

 

と、Longview News-Journal は報じています。

「春小麦の作付けは進んでおり」

「前年同週10%に対し6%作付け」

「5年平均より1ポイント少ない」

米国農務省(USDAによると、ハードレッド冬小麦、ソフトレッド冬小麦、ソフトホワイトを含め、現在米国冬小麦生産全体の69%が旱魃であるとの事である。

この中には、カンザス州とコロラド州の全小麦生産の82%、テキサス州とモンタナ州の99%が含まれている。

Longview News-Journal 紙は、

 

「4月7日に終わる」

「週の米国産小麦の商業販売量は」

「2021年22号当り96,100トンで」

「前週の156,300トンから39%減少し」

「10万〜25万トンという貿易予想を下回る」

 

「2021年産22号当りの」

「年間累計商業販売量は1920万トンで」

「前年同時期より23%減少している」

 

「米国農務省は」

「2021年22当り米国産小麦輸出は」

「実現すれば」

「前年比21%減の2136万トンになると」

「予想している」

「2022年当り23年に納入する為の純売上は」

「この週22万5217トンだった」

 

と、付け加えた。
 


オクラホマ州東部を除くグレートプレーンズの大部分で記録的な干ばつが発生している

 

オクラホマ州東部を除く全ての州・地域で、今週も乾燥した天候となった。

 

例えば、テキサス州の一部の地域は、現在、平年の2%程度の降雨量を記録している。

テキサス州西部は平年の10%以下、オクラホマ州全体では平年の25%以下の降水量である。

 

湿度の低下と強風が問題をさらに悪化させている。

 

(関連記事:小麦の黙示録が今、私達に迫っているのか?


先週、サウスダコタ州北西部の一部とノースダコタ州東部の一部、及びネブラスカ州北西部の一部で大雨が降った。

 

しかし、米国西部地域の大部分は、小麦の主要産地での改善は見られず、また乾燥した週となった。


一方、フランスではその逆が起きている。

 

軟質小麦の作柄の92%は良好から優良と評価され、不良と評価されたのは1%のみであった。

 

デュラム小麦は85%が良品または良品と評価され、不良品はわずか1%である。

フランスの農業機関であるFranceAgriMerによると、軟質小麦の輸出量は1770万トンに増加していますが、これは主にEU圏内の国々へのものです。

 

フランス産小麦のEU圏外への輸出は、実は減少している。

ドイツも穀物生産量が4360万トンとなり、以前の予想より1%増加すると予想されています。

 

同国では多量の降雨が必要な食糧の生産に役立っています。

中国では、冬小麦の作況が予想以上に改善されました。

 

同国では豪雨が作付けシーズン初期に打撃を与えたが、小麦の生産量はまだ平均程度である。

 

米国だけは、干ばつで作物が枯れ、事態が急速に悪化しているようです。

国連食糧農業機関(FAO)の食料価格指数によると、3月の世界の食料価格は全体で約13%上昇した。

 

インフレの継続と米国の不安定な作柄は、食糧供給にとって不吉な兆候である。

 

 

※Gen

 

小麦による混乱が年内には始りそうだ。

 

日本の小麦の自給率は全体の15%

 

 

絶望的に少ないなぁ・・・

 

 

 

企業による買占め合戦も有るだろうし

倒産する企業も出て来るのかも知れない。

 

価格は当然高騰するだろうし

パンが主食とか

麺大好きな食生活を送ってる人には

路線変更が迫られるかも知れない。

 

・・・なんて云ってる自分も

 

気が向いたらパン屋で買って食べる

バケットは大好きだし

 

季節問わず、乾麺で売って居る蕎麦を

茹でて食べるのも大好きだ。

 

10割とか8割蕎麦よりも

安く出回っている3割以下の蕎麦

詰り7割以上の小麦で作ったものだ。

 

国産の小麦や大豆でも

枯葉剤を散布していると云う情報を得てから

相当、頻度は落したが、たまには食べる。

 

(その情報は削除されている)

 

乾麺の蕎麦は意外と賞味期限が長くないので

その分、米に振って、食べたい時に買う形を

取って居る。

 

カップ麺は殆ど食べないが

袋麺を茹でて食べるのは好きだ。

 

と云ってもここ2年程で数回しか

食べて居ないが・・・

 

この辺も高騰するのかなぁ・・・

たまには食べたいんだけどなぁ・・・

 

後は、輸入もののパスタかな・・・

パスタは備蓄可能でもあるし

・・・でも

思い起こすと、ここ数年食べて居ない。

 

さぁ・・・

秋を越えた時、どうなるか・・・