ウクライナに納入された兵器の一部は、我々に対して使用される事になる
2022年4月22日(金) 記入者: ニュース編集部

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米国と欧州の代理人は、膨大な量の武器をウクライナに運び込んでいる。

 

しかし、それらの兵器がどこに行き着くのか、誰も見当がつかない。

 

それらの多くはウクライナの外で拡散する可能性が高く、それらの武器の一部は、現在それらを提供している人々を必然的に襲うことになるのです。
 

ウクライナに納入された兵器の一部は、我々に対して使用されることになる。

 

米国の対シリア戦争のレビューで、アーロン・マテは、オバマ/バイデンチームが如何にシリアのテロリストのネットワークを強化したかを詳述している。

 

アルカイダは我々の味方だ:オバマ/バイデン組はシリアのテロリスト・ネットワークをいかに強化したか

 

  • 機密解除された文書、報道、米国高官の散漫な自白に基づき、アサド政権を追放する為のオバマ=バイデン政権の取り組みが、サウジアラビア、カタール、トルコ等の同盟国と協力して、最終的に米国を破壊しようとするテロ組織に力を与えることになった一連の個別の決定について詳述する、見過ごされた歴史である。


米国は膨大な量の武器をシリアに持ち込んだ。

 

それらの武器は、米国のプロパガンダが持ち上げた「穏健な反体制派」の手に渡る事はなく、現場で最もイデオロギーに傾倒し、最も残忍な行為者の手に渡ったのである。

 

  • オバマ政権は、シリアに流れた武器は「穏健な反政府勢力」の為のものだと主張したが、最終的には聖戦が支配する反政府勢力の手に渡ったのである。ベンガジ攻撃の丁度1カ月後、NYタイムズ紙は「アルカイダとの関係や所属を持つ」グループを含む「強硬なイスラム聖戦士」が「シリアの反体制派に送られた武器の大部分を受け取っている」と報じた。

反体制派の武器流通がシリアのジハード主義者を利すると言われています。

 

この「戦略」の繰り返しで、米国は現在、膨大な量の武器と傭兵をウクライナに送り込んでいる。

 

米国が輸送する大型の武器はそれほど心配する必要はない。しかし、大量の小型武器と小型弾薬、対戦車兵器、携帯型対空システムは、深刻で長期的な危険性を持っている

 

これらは車のトランクに収まり、国境を越えて簡単に密輸することができる。


前回説明した様に、ウクライナで育まれている右翼思想は、主に欧州諸国だけでなく、それ以外の国々にも危険を及ぼすようになるのです。

 

ウクライナの武装解除 - 9日目 - 欧州は自らの損失を拡大させる

 

 

 

  • これは、これらの軍隊が配備されているポーランドとルーマニアで深刻な反動を引き起こすだろう。長期的には、これらの軍隊を支援している国々に、右翼のテロが戻ってくることになる。又、右翼政党が得票率を伸ばすという長期的な傾向にも一役買うだろう。

 

  • 米国と欧州の対ロシア制裁が自国の経済に与えている経済的荒廃と合わせて、欧州の幾つかの国々で政権交代が起こるだろう。米国はまたしても、他国の犠牲の上に成り立つものから自国を守ろうとしているのである。


シリアから学ぶべき教訓があるとすれば、現地で最もイデオロギーにコミットし、最も残忍な人々は、そのイデオロギーを他の国に拡散させるだけではないと云う事である。

 

彼らは又、最も危険な武器を必然的に保有する事になるグループでもある。

 

彼らは、同じイデオロギーを持つ他の国のグループに武器を提供する事になる。

ウクライナのファシスト集団は、ロシアのプロパガンダの産物でもなければ、単なる「民族主義者」でもないのです。

 

2018年当時、大西洋理事会のNATOのロビイスト達でさえ、彼らを危険な脅威と呼んでいた。

 

ウクライナは極右の暴力に直面している(そして、RTはこの見出しを書かなかった)。

 

  • 先週、Hromadske Radioは、ウクライナの青年スポーツ省がネオナチグループC14に資金を提供し、同国で「国家愛国教育プロジェクト」を推進して居る事を明らかにした。6月8日、同省はC14に対し、子供達のキャンプの為に1万7000ドル弱を支給すると発表した。又、極右と繋がりあるホロシーイウの隠れ家教育集会にも資金を授与している。今回の発覚は、自分達が気に入らない者に対して暴力を行使する事を厭わない極右集団の無法化が進んで居る事を法執行機関が黙認、或いは助長している危険な例といえる。
 
  • 2018年に入ってから、C14を始めとするアゾフ系国家民兵、右翼セクター、カルパツカ・シッチ等の極右グループは、ロマのグループを何度も攻撃した他、反ファシストデモ、市議会の会合、アムネスティインターナショナルが主催するイベント、美術展、LGBTイベント、環境活動家も攻撃している。
  • 3月8日には、ウクライナ全土の都市で、暴力集団が国際女性デーの行進者に対し攻撃を開始しました。その中で、警察が襲撃を防ぐ為に何かしたケースは極僅かで、中には実際の犯人ではなく、平和的なデモ参加者を逮捕したケースさえありました。
  • 国際的な人権団体が警鐘を鳴らしている。3月8日の攻撃後、アムネスティ・インターナショナルは「ウクライナは、過激派グループとその完全な免責によって引き起こされる制御不能な暴力の混沌に沈んでいる」と警告した。「この様な状況下では、実質的に国内の誰も安全を感じる事ができない」と、アムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、フリーダムハウス、フロント・ライン・ディフェンダーズは書簡で「上辺だけの愛国心」「伝統的価値」の下で行動する過激派グループが「これらのグループが更なる攻撃を行うのを助長する以外にない、ほぼ完全な免責の雰囲気」の下で活動する事を許されていると警告している。

ウクライナ内務大臣および検察総長宛の過激派グループに関する共同書簡について

 

過去8年間、ウクライナのこれらのグループは、他の国の同様のグループと多くの接触を持っていました。

 

彼らはドンバス共和国との最前線で一緒に戦う為に外国人を招待している。

 

これらの人々は、現在ウクライナに納入されている武器の潜在的な買い手である。

米国は、現在提供している1万個の武器を最終的に誰が手にする事になるのか、見当もつかない

 

 

ウクライナに送られた武器はどうなるのか?アメリカもよくわからない
 

  • 米国は、国境を越えてウクライナに送られた対戦車、対空兵器、その他の兵器を追跡する方法を殆ど持っていないと、情報筋はCNNに語った。この盲点は、ウクライナに米国の軍隊がいない事と、現在国境を越えて流れている小型システムの多くが簡単に持ち運べる事に大きく影響されている。短期的には、何億ドルもの装備の移転は、ウクライナ人がモスクワの侵攻を食い止める為に不可欠であると米国は考えているのだ。ある国防省の高官は、火曜日に「紛争中の相手国への最近の供給としては、間違いなく最大規模だ」と述べた。しかし、米国の高官や国防アナリストによれば、長期的には、これらの武器の一部が、米国が意図しない他の軍隊や民兵の手に渡る可能性があるとのことだ。

 

バイデン政権がウクライナに新たな重火器を提供する理由
 

トランスペアレンシー・インターナショナルは、ウクライナを180カ国中122位に位置づけている。

 

 

このリストのランクが低い程、腐敗が酷いと云う事になる。

 

ウクライナで正式に武器を手にした人物は、恐らく隠し場所の一部を置いて、後でその武器に興味を持つ人に売るだろう。それは簡単な事だ。

  • 「ウクライナの何処にあって、ウクライナ軍がそれを使っているのかどうか、現時点ではわからない」と、国防省高官は先週記者団に語った。国防総省は、特定の部隊に送る武器に照準を合わせてはいないと、ジョン・カービー国防総省報道官は言う。

 

 

  • 国防総省から提供された武器を積んだトラックは、ウクライナの軍隊(主にポーランド)に引き取られ、その後ウクライナに運ばれる。


これらの兵器は良い目的の為だけに使われると主張するウクライナ政府高官を信用する事はできない。

 

  • 内心では、ウクライナには、より多くの援助、武器、外交支援を求める為に、自分達の主張を後押しする情報だけを提供する動機があると、当局者は認識している。「これは戦争だ。彼らが公的に行う事、言う事は全て、戦争に勝つ為に設計されている。全ての公言は情報操作であり、全てのインタビュー、全てのゼレンスキー出演放送は情報操作だ」と、西側情報機関に詳しい別の情報筋は言う。


ゼレンスキーは絶えず武器の増産を要求しているが、その行き着く先は誰にも分からない。

 

彼自身は、後で売る為に何丁用意し、誰がそれを買うのだろうか?

シリア戦争の経験から、ウクライナで「トラックから落ちた」武器は、最終的に最もイデオロギーに傾倒し、最も残忍な人々の元に行き着く事が分かっている。

 

ウクライナでは、それがファシストである。

 

ライバルを排除したい国際犯罪組織も興味を持つかもしれない。

ポーランドで自爆用ドローン「スイッチブレード」がパトカーに落下するまで、どれ位掛るのだろうか?

 

 

パリのギャングの抗争で対戦車兵器が使われる様になるまで、どれ位掛るのだろう?

 

 

ローマで、スティンガー対空ミサイルが民間航空機を墜落させるまで、どの位掛るか?

 


1年、3年、5年?

それは、私達が、これから共に生きて行く為の危機なのだ。

 

 

※Gen

 

あぁ・・・成程・・・

殆どケリがついてるのに

何故、大量の武器を送っているのか?

それならこの際、NATO軍が全面的に

出た方が筋じゃないのか?

 

・・・そう思っていたが・・・

 

テロ活動を下支えする為なのか・・・

 

そして更なる混乱と殺戮の事件を・・・か。

 

有り得る、もの凄く。