中国の都市で当局が、コロナ患者のペットを一斉検挙し殺害
2022年04月07日(木) by: ラモン・トーミー

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中国のある地区の当局は、武漢コロナウイルスに感染した人のペットを殺処分するよう命じました。

 

中国市、ある地域のコロナ患者のペットを全て殺処分するよう命令 + More

 

 

国営中国新聞社(CNSによると、北部廊坊市安慈区の当局は、コロナ患者の飼う室内動物完全殺処分を命じたという。

 

4月6日に出されたこの命令は直ちに発効した。

 

中国、ある地域のCOVID-19患者の室内ペットをすべて殺処分するよう命令
 

 

中国新聞社(CNSは、中国廊坊市疾病予防センター(CDC)のスタッフを引用し、同日午後5時迄にコロナ患者のペットを淘汰する作業を終了したと報じた。

 

地区関係者の指令により、何匹が殺処分されたかは不明である。

 


中国CDCの報告によると、廊坊のある河北省北部では、ここ数週間、毎日数百件のコロナの新規患者が発生しているという。

しかし、米国CDCによれば、ペットが人間からSARS-CoV-2に感染する事はあるが、ペットが病原体を広げる危険性は低いとのことである。

 

又、症状を示すペットは通常、家庭でのケアで対処できる軽症であるとしている。

 

(関連記事:医療深層部は今、あなたのペットにコロナウイルスのワクチンを接種することを望んでいる


ペットがコロナを人に染すリスクは低い

「このウイルスに感染したペットは」

病気になる事もあれば」

ならない事もあります」

「病気になったペットの内」

殆どは軽症で完全に回復しています」

「ペットが重篤な病気になる事は極めて稀です」

 

と、アメリカの公衆衛生局は述べている。

 

COVID-19、ペット、その他の動物に関する情報

 

コロナ患者のペットを殺すと云う強硬な指令は、パンデミックが始まって以来実施されている北京のコロナゼロ政策と一致して居る様に観得る。

 

廊坊の他に、東部の港湾都市上海もコロナ感染抑制の為に、暴虐的な衛生プロトコルに曝されて居る。

 

上海の人口約2,600万人の内、半分が、数千人の新規感染者の発生を受けて封鎖された

 

残りの半分も4月8日に封鎖される予定である。
 

当局もコロナ陽性の子供を親から引き離す

 

上海の保健当局は、中央政府のコロナゼロの姿勢をさらに一歩進め、コロナ陽性と判定された子供を親から隔離する事にしたのです。

 

上海市、コロナ陽性の子供を親から引き離す政策を擁護

 

上海市衛生委員会の呉乾牛氏は4日、この方針を確認し子供が7歳未満であれば、保健所で治療を受けることになると説明した。

 

それ以上の年齢子供や」

10代の子供については」

「主に集中的(検疫)場所に」

隔離している」

 

と、説明した。

 


北京のゼロコロナ政策により、コロナの検査結果が陽性となった者は、例え症状が軽いか全くないとしても、非感染者から隔離されなければならない。

また『Epoch Times』紙は、上海の法執行機関が監禁規制に違反した住民を殴打する手段に出たと報じている。

 

 

上海市民がパンデミック管理官から暴行を受ける コロナの厳しい取締りの中で
 

中国のソーシャルメディア上で話題になったある映像では、防護服を着た少なくとも8人(内6人は警察官とされる)が、松江区連陽のコミュニティで若い住民を繰り返し殴ったり蹴ったりしている様子が映し出されています。

 

 

被害者は殴られている間、頭を手で護っているのが見えます。

また、別の動画では、防護服を着た防疫員が別の住民を地面に押し倒しています。

 

 

この職員はその後、被害者の頭を踏みつけ、背中を何度も蹴っています。

 

同じ松江区にあるチェドゥンという町で撮影されたとされる2つ目の映像は、後に削除された。

東部支局の警察官は、聯合ニュースに対して、聯合での殴打事件を肯定も否定もせず、全ての問い合わせは同市公安局にする様にと付け加えた。

同警察官は次のように述べた。

 

上海では」

パンデミック対策最優先であり」

「それ以外の事は重要でない

「この様な問題のマイナス面を報道する事に」

何の意味があるのだろうか?

 

  


『米国誌』の司会者ハリソン・スミスが、コロナ患者のペットを殺せという命令について話している処を以下でご覧ください。

 

中国、コロナ患者のペットの殺処分を命令