中国:監禁中国民が食料を充分備蓄して居ると云う政治宣伝は裏目に出て、人々は食料不足に不満を漏らす
2022年04月01日(金) by: ラモン・トーミー

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2022年3月15日、中国内モンゴル自治区北部の満州里で、コロナコロナウイルスの感染拡大による居住制限区域で、住民に配布する食料と日用品を運ぶ個人防護具(PPE)を装着した警察官。(STR/AFP via Getty Images)

 

中国共産党(CCP)による、十分な食料を持って家に閉じこもる人々を映した宣伝キャンペーンが裏目に出て、多くの人が十分な食料がないと不満を漏らした。

 

中国共産党の監禁プロパガンダが封鎖された中国住民の怒りに火をつけた

 

北東部の吉林省長春市の中国共産党職員に宛てた流出した公式メモは、ソーシャルメディアキャンペーンを呼びかけた。

 

吉林省はコロナウイルスの流行で荒廃し、当局は中国のゼロコロナ政策に基き、ウイルスを封じ込める為に監禁を課している。

「武漢市の感染症対策は重大な局面を迎えています」

 

と、述べています。

 

2022年3月28日、中国・北京で、最近COVID-19の患者が発見され、健康監視のために封鎖された地域の外で、防護服を着て消毒をする保健員たち。(Kevin Frayer/Getty Images)
 

長春市では食料が不足しているというネガティブな感情が蔓延しており、問題を悪化させるだけである、とメモには書かれていた。

長春市の中国共産党当局は、市職員に「野菜パックを見せびらかせ」というソーシャルメディアキャンペーンを行うよう命じた。

 

このキャンペーンは、コロナの厳しい締め付けにも関らず「民衆が何の心配もなく十分な食糧供給を享受している」事を示し「生きる事への前向きな展望」を促進しようとするものであった。

 

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彼らは「市の各機関の全ての(中国共産党)幹部」に対し、受け取った食糧供給について「生き生きとした短い動画や写真」を中国のソーシャルメディア「Douyin」と「Kuaishou」に掲載するよう指示した。

 

又、幹部達は、2つのソーシャルメディアに投稿される写真は本物でなければならないと念を押されました。

 

家族や友人を集め積極的に参加し」

発生抑制作業貢献してください」

 

と、呼びかけている。

 

2022年3月30日、上海市静安区のCOVID-19コロナウイルス対策として封鎖されている地域の道路と隔てるバリアの横を、防護服を着た作業員が歩いている。(Hector Retamal/AFP via Getty Images)

ソーシャルメディアキャンペーンに関するメモは公開すべきではないという当局の警告にも関らず、結局、長春が、3月20日に900万人の住民に対してロックダウンを発表した後、暫くして公開された。

 

このメモは、中国版Twitterである、Weiboに掲載されるや否や、中国のソーシャルメディア上で大流行し、多くの批判を浴びました。

3月31日現在、メモに批判的なコメントは殆ど削除された様だ。

 

国営メディアはその後、長春市が『負の影響』を引き起こしたとして、2人の職員の責任を追及したと微博に掲載した。

 

2022年3月29日、上海でCOVID-19コロナウイルス対策としての封鎖を前に、スーパーマーケットで空の棚を物色する買い物客。(Hector Retamal/AFP via Getty Images)

 

 

中国共産党、監禁で中国国民を殺害

 

ある微博ユーザーは「メディアは食料が豊富にあると言い続けていた」と書いている。

 

我々庶民は知りたいと思う。

 

その供給は何処に在るのか?

 

別のユーザーも彼の気持ちを代弁し、こう言った。

 

「私達は、彼らが

嘘を吐いて居る事を知っています

「彼らは自分達が

嘘を吐いて付いて居る事を知っている

私達が嘘を吐いて居る事を」

知っている事も知っている

「......しかし」

彼らは未だそうし続けている


多くの長春市民は家から出る事ができない為、食料品アプリを利用してオンラインで食料品を購入している。

 

しかし、便利に注文できるといっても、食品が玄関先まで届く保証はない。

値段の問題じゃないんです」

「長春市最大の仮設病院を建設した」

出稼ぎ労働者は」

「はっきり言って餓死しても誰も困らない

 

と、語った。


コロナの閉鎖で食べ物がないのは、長春の国境に限ったことではない。

 

中部河南省の太康県に住むある女性はEpoch Timesにこう語った。

 

「私達は何もかもが不足しているので」

食事は控えめにしなければなりません」

 

彼女は、他の数千人の住民が周辺地域に隔離され、家に閉じ込められた健康な地元の人々は、食料の配給に頼らざるを得なかったと付け加えた。

 

宅配便の停止により、太倉に物資が送られなくなった事が、問題を更に悪化させた。

上海に住む活動家の王万英さんは、食料が底をついた時、町内会の役員が食料の供給を拒否した事を嘆いた。

 

野菜が無くなったら

テイクアウトする様に言われた」

買うお金がないんです」

生きるか死ぬか

自分で決めろと云う事なんです」

 

と、彼女は嘆いた。

ある動画は、長春に住む老人が食料を買う為にスーパーの前で物乞いをしている様子を映したものである。

 

しかし、彼はこの技術を知らない様で、食料がなくなった後、携帯電話のアプリで注文しなければならない事を知らされた。

 

この老人は、パンデミックの為に子供達と離れて一人で生活する事を余儀なくされています。


長春の老人が食料品店の中に入って食料を購入させてくれるよう懇願するバイラル映像をご覧ください。

吉林、長春にて。中国共産党は 信号機を全て赤に変えてしまいます この動画で見られるように まるで「幽霊の街」のようです。