ロシア、ウクライナの米軍バイオラボを調査する為、国連安保理を開催するよう要請

2022年3月12日


ロシアは、ウクライナにある米軍のバイオラボの疑いについて調査するため、国連安全保障理事会の開催を要請しました。

 

 

独占インタビュー:ウクライナのUSバイオラボ

 

 

 

  • ロシアの国連第一副常任代表であるドミトリー・ポリャンスキーは、3月10日にツイッターで次のように述べた。「ロシア代表部は、ウクライナ領内での米国の軍事生物活動について議論する為3月11日に安保理を開催するよう要請した」と。

 

ロイター通信によると、外交官は、国連安全保障理事会が3月11日(金)に開催され、ウクライナにおける米国の生物学的行動に対するモスクワの申し立てを検討することを示唆したとのことです。
 

ウクライナとロシア。今知っておくべきこと


3月9日深夜、米国は、ウクライナで生物兵器開発施設を運営しているというロシアの訴えを退けた。

 

米国務省、ウクライナでの生物兵器に関するロシアの疑惑を否定
 

3月8日、ロシアは、米国がウクライナの施設と協力して生物兵器を製造しているという長年の主張を再び繰り返した。

米国とウクライナは、研究所の目的は生物兵器や感染症の開発を防ぐことであり、それらを作り出すことではないと主張している。

 

ウクライナには、他の多くの国々と同様、公衆衛生研究所があり、人間や動物に影響を与える有害な病気のリスクを減らす方法を検討している。

しかし、米国大使館が削除し、GreatGameIndiaが公開した機密バイオラボの文書に関するファクトシートは、ウクライナの特定の研究所における米国政府の資金提供らしきものを概説する多くの文書と繋がっています

この文書は、危険な病原体を作り出すためのバイオラボをウクライナに建設することを許可したのが、バラク・オバマ前米大統領自身であることも暴露している。

 


ロシア軍の放射線・化学・生物学的防御の責任者であるイゴール・キリロフ氏によると、ロシア軍は3月7日にウクライナで30の生物学的化合物を検出し、それらは生物兵器の製造に使われる可能性があるという

 


米国は当初、ウクライナに生物兵器研究所があるという報道を「偽物」として否定していたが、ビクトリア・ヌーランド国務次官(政治担当)は火曜日、米国が資金提供する「生物研究施設」が同国に存在していることを認めた

 

 


ヴィクトリア・ヌーランド国務次官(政治担当)は8日、ウクライナに「生物学的研究施設」があり、米国はロシア人の掌握を防ごうとしていると述べた。

国務省のネッドプライス報道官によれば、ロシアは 「ウクライナでの自らの恐ろしい行動を正当化しようとして、誤った口実を作り出している 」という。

 


更に、世界保健機関(WHO)がウクライナに対し、ロシアの侵攻時に住民に感染する可能性のある「あらゆる流出」を防ぐ為、同国の公衆衛生研究所にある「脅威の高い病原体」を破壊するよう助言したことである。

ロシア国防省は木曜日に、米国が資金提供したウクライナの生物学研究所の目的の一つは、特定の民族を標的とする能力を持つ生物兵器の開発であったと発表した。

米国は、危険な生物学的活動を行うウクライナの研究所に2億ドル以上を投資している。木曜日、ロシア国防省は、ウクライナにあるこれらの米国が資金提供した生物学的施設は、コウモリのコロナウイルスのサンプルで研究を行っていると主張した。

 

ウクライナの米国バイオ研究所が、特定の民族を標的とした生物兵器を開発

 

モスクワは何年も前から、ウクライナやカザフスタン、タジキスタン、キルギス、アルメニア、グルジアといったポストソビエト共和国において、アメリカが資金を提供するバイオラボの行動を懸念してきた。

しかし、これらの警告がすべて耳に入らないため、ロシアは生物兵器を禁止する強制的な国際条約を要求しているのである。