抗酸化・抗炎症など:シナモンの健康効果
2022年02月06日(日) 記入者: Mary Villareal

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シナモンは、料理やお菓子作りの材料として人気があるだけでなく、何千年も前から薬効がある事でも知られています

 

 

シナモンの独特の香りと風味は、そのオイルに由来するもので、健康や代謝に強力な効果をもたらす化合物であるシンナムアルデヒドを多く含んでいます。

 

 

シナモンの4大健康効果
 


抗酸化作用が高い

 

シナモンは、フリーラジカルによる酸化ダメージから体を守る抗酸化物質を多く含んでいます

 

 

26種類のスパイスの抗酸化作用を比較した研究では、シナモンは、ニンニクやオレガノといった一般的なスパイスを抑えて最高位となりました。

 

 

シナモンの10の証拠に基づく健康上の利点

 

米国の食事は加工されたものが多く、抗酸化物質が不足している為、炎症が起こり易くなっている可能性があります。

 

 

この様な炎症は、長期的に見ると、慢性的な不健康状態に陥る危険性があります。

 

シナモンは、これらの抗酸化作用をもたらすポリフェノールを多く含んでいます。

 

 

これらのポリフェノールは、酸化ストレスやフリーラジカルから組織を保護し、不要な炎症反応がそもそも起こるのを防ぐのです。

 


抗炎症作用がある

 

更に、体が感染症と戦い、組織の損傷を修復するのを助ける抗炎症作用がある。

 

 

ある比較研究では、2種類のシナモンを調べて、最も抗炎症作用のある植物化学物質を特定しました。

 

研究者達は『e-シンナムアルデヒド』と『0-メトキシシンナムアルデヒド』が最も強力な生物活性化合物であることを発見しました。

 

         


又、この結果は、治療用濃度をより細かく設定すれば、シナモンと、その成分が加齢に伴う炎症性疾患の治療に役立つ可能性があることを示しました。

 

(関連記事:シナモンの薬効)


血糖値を下げる

 

特に炭水化物を多く含む食事は、血糖値が急激に上昇することがあります。

 

 

血糖値の急激な変動は、酸化ストレスを助長し、炎症を引き起こす為、体内の細胞を傷付け、慢性疾患のリスクを高めると言われています。

 

(関連記事:スパイスアップ:シナモンを使って健康増進)


2型糖尿病の男女60人のグループを対象に行われた古い研究では、シナモントリグリセリド血糖値総コレステロールHDLコレステロールLDLコレステロールの値を改善することが確認されました。

 

   

 

 

40日後、研究者は、空腹時血清グルコースが18〜29%、トリグリセリドが23〜30%、LDLコレステロールが7〜27%、総コレステロールが12〜26%減少する事を発見しました。

 


参加者は3つのグループに分けられ、それぞれインスリン治療中に1グラム、3グラム、6グラムのシナモンを摂取しました。

 

  

 

全員がコレステロール値の減少を経験し、それは40日間を超えても続きました。

 

HDLコレステロール値には変化が見られませんでしたが、シナモンを毎日摂取する事で、糖尿病や心血管系疾患に関連する危険因子を低減できることが示されました。

 



少量ずつ摂取する

 

シナモンは、料理用スパイスとして少量摂取する分には安全性が認められています。

 

一般的に、大人であれば1日小匙1杯までが安全とされており、子供にはより少ない量が推奨されています。

 

シナモンの健康効果トップ5
 

スーパーマーケットで購入できるシナモンの殆どはカシア種で、味が濃く、価格も手頃です。

 

 

しかし、この品種には『クマリンと呼ばれる『化合物』が多く含まれており、大量に摂取すると毒性がある可能性があります。

 


ヨーロッパでは『クマリン』の1日の耐容摂取量を定めている国もあります。

 

例えばドイツでは、体重1kg当り約0.1mgです。

 

 

平均的なティースプーン1杯のシナモンの重さは約2.6gなので、ティースプーン1杯の『カシアシナモン』には、約6.9~18mgの『クマリン』が含まれている事になります。

 

 

このレベルでは、1日にティースプーン1杯肝障害の危険性があるとされています。

最高の健康効果を得る為には、セイロンシナモン又は「真正」シナモンを購入する事が重要です。

 

 

 

このタイプのシナモンは、クマリンのレベルが低く、人々によってよりよく許容されるかもしれません。

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シナモンの効能については、以下のビデオをご覧ください。

Dr. Joel Wallach Radio Show 01/27/22 シナモンは抗真菌、抗菌、抗ウィルス作用がある。
 

 

※Gen

 

シナモンの効果が掲載されている記事は何本か挙げた。

 

リンゴとシナモンの組み合わせなんかも好いなぁと思っては居たが・・・

 

近所のスーパーでは『シナモン』は無い事はないが豊富じゃない。

 

だから手にも入れていない。

 

読み進める内に、嫌な予感が・・・

 

シナモンは日本ではニッキとして知られている

 

 

  

 

  

 

生きて居る樹木から、採取するなら

正真正銘の天然もので

当然、そんなのが、加工されて世界中に

供給されている訳が無いのでは?と。

 

シナモンの有効成分である化合物も入れるが

あの独特な芳香剤も入れるのでは?と。

 

『クマリン』と云うのがそれらしい。

 

・・・芳香成分化合物。

 

で?それが『肝障害』を引き起すと。

 

余程、良質なものが手に入らない限りは。

シナモン(ニッキ)は却下かなぁ・・・

 

抗酸化・抗炎症に繋がるものは他にもある。