ボリビア人は、如何にしてワクチン接種の義務付けを覆したのか?
2022年1月23日


ボリビアの人々が、当局が定めたワクチン接種の義務付けをどのように打ち破ったのか、非常に興味深い。抗議行動と道路封鎖が、ついにこの国で好ましい結果をもたらしたのだ。

 

 

社会党のルイス・アルセ大統領政権は、1月19日、公共機関や事業所に出入りする際のコロナウイルスワクチン接種の証明の必要性を廃止した。

 

 

   

  
ジェイソン・アウザ保健相が声明を発表した。

 

  


12月28日、社会主義運動(MAS)の代表は、オリジナルの「最高命令」4640と4641を発表し、サンタクルス、ラパス、コチャバンバ、エルアルト、スクレの各州で広範な抗議と法的挑戦を巻き起こした。

 

 


「(ボリビアの)先住民は」

西洋医学の取り組みに」

常に不信感を抱いてきました」

 

 

と、アレハンドロ・グティエレス弁護士は、エポックタイムズに語っています。

 

  

 

ボリビアでワクチン接種が義務化され、抗議と法的措置が勃発
 

 

 

グティエレス氏によると、ワクチン接種の義務化に反対する人々は、命令を覆す正当な理由として、許可なく医療や科学の実験を行う事を禁じた同国憲法第44条を参照していたという。

 


1月17日、デモ隊はエル・アルトとボリビアの首都ラパスの間に道路ブロックを設置した。


ラパスの農村司祭ルディ・カリサヤは、政権がワクチン規制の撤廃を約束するまで、ラパス県の20の州で封鎖を続けると述べた。

 


カリサヤ司祭と、他の抗議者達が封鎖を約束したルートは、食糧と基本的な品目をラパスに届ける為の供給システムの重要な構成要素である。

ボリビアの広大な田園地帯は、同市の産物の大部分を供給している。

1月18日、コチャバンバで行われた政令に反対する連帯集会は、厳しい警察権力に直面した。

 

 

ワクチン規制に反対する人々は、市南部のペトロレラ通り等で道路を封鎖した。

午後には警察が到着し、無防備な、デモ隊に催涙スプレーを噴射しながらバリケードを撤去した。

 


その日の夕方、より多くの抗議者達が再び現れ、道路封鎖を再構築した。

 


行政は、ワクチン接種の証拠を求める指令に反対する住民との48時間の膠着状態の後、1月19日に撤回する事に同意した。

アウザ保健相は、

 

「ワクチン接種を受け入れない

特定のグループに対して」

住民の安全を守る為

 

の、決断であると述べた。

 

  


また、12月の大きな患者増加の始まりから1月10日に急増した100万回以上の接種が行われ、規制の目的は既に「達成された」と述べました。

 

  


2020年1月以降、ボリビアでは20,291人が、この病気に罹り、1100万回以上のワクチン接種が、実施されました。

 

  


チリやペルー等の近隣諸国と比較すると、完全に予防接種を受けているのは、人口の約43%に過ぎません。夫々、88%、69%の接種率です。

1月7日、ボリビア保健省のフレディ・アルミホ国家疫学部長は、ラパスで新規のオミクロン変異体が発見されたと発表した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※Gen

 

凄いぞボリビア。

 

接種率も43%と、何処ぞの国とは大違い。

 

しかも義務化を覆したと・・・

 

団結して、生命線の道路封鎖を行い。

背水の陣で臨んだ、結果だろう。

 

民族としての誇り

暴力によらない賢さ

勇気と団結力と行動力。

 

ひょっとしたら一見地味な

生活を送って観得るのかも知れないが

先住民の底力はもの凄い。

 

 

トップを務めている社会党も

日本の似非日本人議員とは違い

まともに機能する

議員達なのかも知れない。

 

そうでなければ

警察や軍を投入して

抗議デモを蹴散らして居ただろう。

 

何処かの国の様に。

 

ボリビアの人口は1200万に程度。

500万人を切る位の人達が

既に打っては居るが

勝ち取った700万人は頼もしい。

 

「誰が西洋カブレになるもんか」

 

なんて言葉が聞えて来そうだ。

 

ボリビアの人達が、

このまま進める事を祈って置こう。