Facebook は人間の様に見聞きし学ぶ AI を作っている...そしてそれは間違いなく人類を奴隷にする為に使われるだろう
2021年11月10日(水) by:アルセニオ・トレド

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Ego4D:自分の目で世界を認識することをAIに教える

 

フェイスブックは先日、人間のように世界を理解できる人工知能(AI)の構築を目指した研究プロジェクトを発表しました。

 

同社のAIプロジェクトは『Ego4D』と呼ばれています。

 

このプロジェクトには、9カ国の13の研究所と大学の研究者によるコンソーシアムが参加しています。

 

このプロジェクトでは、一人称で「人間のように世界を理解し、対話する」ことができるAIの実現を目指しています。

 

その為には、人々の生活の中で撮影された映像や音声を常時使用することを計画しています。

 

 

「AIは通常」

「三人称で撮影された写真や動画から学習しますが」

「次世代のAIは」

「行動の中心から世界を映し出す動画から」

「学習する必要があります」

 

と、同社はプロジェクトの発表時に述べています。

 

「このような視点で世界を理解するAIは」

「新しい時代の没入型体験を可能にするかもしれない」

Facebook のリードAIリサーチサイエンティストである

クリステン・グラウマンは、

 

 

「次世代のAIシステムは、全く異なる種類のデータ」

「詰りサイドラインではなく」

「アクションの中心から世界を映し出すビデオから」

「学習する必要があります」

 

と、述べています。 

 

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3,000時間以上の一人称視点のビデオ映像を使って教えられるAI

 

Ego4Dプロジェクトでは、新しいAIに人間の視点から世界を認識する方法を教えるために、9カ国の約850人のプロジェクト参加者から3,000時間相当の一人称映像を集めました。

 

Facebookが人間のように見たり覚えたりできるAIを構築中

 

参加者は、GoProカメラとAR(拡張現実)グラスを装着し、日常生活の中でさまざまなタスクをこなしている様子を撮影しました。

この映像に加えて、Facebook Reality Labs Researchが、拡張現実スマートグラスを装着した被験者を使って撮影した400時間分の一人称映像が、ステージングされた環境で使用されています。

そしてAIには、この3,400時間の映像から5つの重要なベンチマークタスクを学習させるという課題が与えられます。

1つ目は『エピソード記憶』です。

 

AIは、特定の出来事を、その出来事が起こった正しい時間と場所に結びつけ、質問された時に思い出す事ができる様に学習する必要があります。

2つ目のベンチマークは『予測』です。

 

AIは、人間の行動を予測し、人間のニーズを予測する方法を学ばなければなりません。

3つ目『社会的相互作用』です。

 

社会性の複雑さは人間の経験から生まれたものですが、それを正しく理解できるAIシステムは世界のどこにもありません。

 

AIはそれを理解する方法を最初に学ばなければならないのです。

4つ目『手や物の操作』です。

 

AIは新しいスキルを学ぶ為に、手の操作方法を学ばなければなりません。

最後のベンチマークは『視聴覚自動推定技術』です。

 

AIはクリップや音声の『ビデオ日記』を記録し、それを特定の場所や時間に結び付ける事ができなければならない。

上記の5つのタスクをすべて実行できるAIシステムは、世界のどこにもありません。

 

フェイスブックは、この新しいAIによって、人々が重要な情報を思い出したり、物の位置を特定したり、タスクをより良く、より早く達成できるようになることを期待しています。

「Ego4Dによって」

「AIは物理的・社会的な世界に根差した」

「そこに住む人々の」

「一人称的な視点から得られる」

「知識を得る事が可能になります」

 

と、クリステン・グラウマンは言います。

 

 

「AIは周囲の世界を」

「よりよく理解するようになるだけでなく」

「いつの日か個人レベルで」

「パーソナライズされる様になるでしょう」

 

「お気に入りのコーヒーカップを知っていたり」

「次の家族旅行の旅程を案内してくれたりするように」

「なるかもしれません」

「これにより、AIシステムは」

「本当にその場で」

「あなたがしていることや以前に見た事との文脈で」

「今はできない方法で」

「あなたを助ける事ができる様になります」 

 

と、クリステン・グラウマンは付け加えます。