パンデミックでチックを発症する十代の女の子が増加、TikTokが要因の可能性も
2021年10月27日(水) by: Mary Villareal

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武漢コロナウイルスのパンデミックが始まって以来、世界中でチックを発症した10代の女の子が増えています。

 

医師達は、ソーシャルメディアアプリ「TikTok」がその要因の一つではないかと考えています。

チックとは、身体をピクピクさせる動きや言葉の暴走等の運動障害で、最初は医師も困っていました。

 

チックを持つ女の子は一般的には珍しいのですが、最近、突然この障害を発症した十代の女の子が異常に多くなっています。

 

 

医師達は、数カ月に渡って患者を調査し、米国、カナダ、オーストラリア、英国の小児科病院の専門家達と相談した結果、彼女達には「TikTok」という共通点がある事を発見しました。

医師によると、少女達は、トゥレット症候群を患っているというTikTokのインフルエンサーの動画を見ていたとのことです。

 

トゥレット症候群とは、神経系の障害で、反復的で不随意な動きや音が出てしまう病気です。

 

これらのケースを全国的に追跡調査した処はありませんが、全米の小児運動障害センターでは、同様のチックを経験した10代の少女の数が増えていると報告しています。

 

(関連記事:催眠術がトゥレット症候群の症状を軽減する)

 


Cincinnati Children's Hospital Medical Centerで小児の運動障害やトゥレット症候群を専門とする神経学者によると、2020年3月以降、10代の若者がチックを起こすケースを月に10件ほど新たに見ているという。パンデミック以前は、彼のクリニックでは月に1人程度の患者を診ていました。

他の主要機関の専門家も同様の事例を報告しており、テキサス小児病院では、2020年3月以降、このようなチックを持つ10代の若者を約60人診察しています。それ以前は、年に1~2例しか診ていなかったそうです。

ジョンズ・ホプキンス大学トゥレットセンターでは、小児患者の10~20%が急性発症のチック様行動があると述べており、パンデミックの1年前の2~3%から大幅に増加しています。

シカゴのラッシュ大学メディカルセンターによると、今年の3月から6月までにチック症の患者を20人診察しましたが、2020年全体では10人でした。

医師によると、これらの10代の患者の殆どは、既に以前からパンデミックによってもたらされたり悪化したりした不安やうつ病と診断されています。

 

心理的なストレスによる身体的な症状は、患者が他の人に見た事のある方法で現れます。殆どの場合、てんかんを患う親族の発作を目撃していました。


TikTokでのチックの様な行動

 

英国の医師が1月にこの現象の研究を始めた処、これらの10代の若者がTikTokで見られるチック症の様な行動を沢山発見しました。

 

動画の中には、現在約48億回の再生回数を誇る「#tourettes」が含まれています。

 

 

別の研究では、研究者達は、TikTokやYouTubeで『トゥレット症候群であるとされる人物を映した』動画を見た後に、チック症行動が始まるという報告があったと述べています。

 

 

「しかし、これらのビデオの多くには」

「トゥレット症候群では」

「典型的に見られない動きや発声が見られ」

「その中には、複雑で変化に富み

「しばしば連続的な動きや」

精巧で変化に富む悪口や」

攻撃的な言い回しが含まれていた」

 

と、著者らは述べている。

データを分析したところ、患者は一次性チック障害を有しており、一部の患者は急速に発症する「機能的チックの様な行動」(FTLB)を有していることがわかりました。

 

FTLBの症状を示した20人の患者の内、17人はチックの既往歴がなく、3人は幼少期に軽度の単純チックを経験していました。

患者は、ランダムな言葉、呪いの言葉、更には卑猥で攻撃的、軽蔑的な発言を繰り返す等の症状を示しました。

 

また、手を叩いたり、指差したり、物を投げたりする様な複雑な手や腕の動きをする患者もいました。

 

また、自分の体の一部や他人、物を叩く等の行動的な問題を起こす人もいました。

TikTok社の担当者は「コミュニティの安全と幸福は当社の優先事項であり、この特定の体験をよりよく理解する為に、業界の専門家と相談しています」と述べています。

医師の中には、診察している患者の数が以前に比べて格段に増えているものの、必ずしも流行しているわけではないと言う人もいます。

「ソーシャルメディアを見てチックを発症する子もいれば」

「ソーシャルメディアにアクセスしないでチックを発症する子もいます」

「不安や抑うつ、ストレスなど、様々な要因があると思います」

 

と、ジョンズ・ホプキンス大学のジョセフ・マクガイア博士は述べています。

また、多くの医師は、一部のトゥレットTikTokersの診断名に疑問を持ち、これらの主に女性のインフルエンサー達の行動は、彼らにとってトゥレット症候群には見えないと言います。

 

この症状は、女の子よりも男の子の方がはるかに多く発症し、幼い頃から時間をかけて徐々に発症する傾向があります。また、このチックは薬で治療することもできます。

TikTokerの主張にも関らず、シンシナティ小児病院医療センターのドナルド・ギルバート博士は、彼らを見た10代の若者達の症状は現実のものであり、機能的神経障害を表している可能性が高いと述べています。

 

機能的神経障害とは、根本的な病気とは関係なく、声のチックや体の異常な動きなどを含む苦悩のことです。

これらのチックを解除するには、認知行動療法が必要になるかもしれません。TikTokを使わない事も効果的です。

 

 

※Gen

 

名称の『TikTok』にも

何か意味が有るのかも知れないね・・・

 

・・・でもね?

 

何故?十代女子?

他の年代は?男子は?

 

不安や鬱なんて、多感な時期なら

その辺を行ったり来たり

気分の浮き沈みも頻繁じゃない?

 

悪口や攻撃的なんて、

単なる不躾のアホとしか思えないし

 

アプリから何か変なのを発信してるなら

話も分かるけど、

 

それなら年齢層や性別関係無い

結果にならないと変じゃない?

 

それよりも

打ちまくってるワクチンのせいじゃない?

 

アンケートレベルの分析じゃ

まだまだ何とも言えないよなぁ・・・