中国はドバイに反体制派を投獄する秘密の収容施設を持っている
2021年8月18日（水） by：アルセニオ・トレドTags: Black sites, CCP, China, Chinese Communist Party, Chinese dissidents, communism, communist China, conspiracy, deception, Dubai, freedom, human rights, persecution, Tyranny
中国人女性が、ドバイにある中国が運営する秘密の抑留施設に拘束されたと主張しています。この "秘密軍事施設"は、反体制派とその家族を拘束し、尋問するための場所であるとされています。
問題の女性はWu Huanさん（26歳）です。彼女の証言は、中国が他国で秘密軍事施設を運営していることを主張する初めてのものである。
北京は、彼女の婚約者であるWang Jingyu（19歳）を政治的反体制派とみなしている。彼は、2019年に起きた香港の抗議活動や中国とインドの国境衝突を中国メディアがどのように報道したかを疑問視するメッセージをネットに投稿したことで指名手配されている。
中国への身柄引き渡しを避けるために逃亡中の呉さんは、ドバイのホテルで拉致されたという。そこから、監獄に改造された別荘に連れてこられたという。
秘密軍事施設には他に少なくとも2人の受刑者がいて、いずれもウイグル人だったと報告しています。
(関連記事：中国は「一つの中国」政策を実行するために、残酷な強制収容所でウイグル人を拷問している、と目撃者が証言している)
今回のドバイのような秘密軍事施設は、中国国内では非常に一般的なものです。ドバイのようなブラックサイトは、中国国内では非常に一般的なもので、中国政府に対して少しでも批判的な発言をする者に対して、定期的に利用されています。
拉致され、尋問され、無期限の拘留を宣告された呉さん
5月27日、中国当局が呉さんのホテルに来て、彼女を尋問した。この尋問の後、ドバイの警察が来て、彼女を警察署に連れて行きました。携帯電話などの所持品もなく、3日間拘束されました。
警察署に拘束されて3日目、彼女のもとに中国のドバイ総領事である李秀帆が訪れた。李氏は、中国に不利な活動をするために外国の組織から金を受け取ったことがあるかどうかを尋ねた。呉はそれを否定した。
「私は、中国をとても愛しているので、そうではないと言いました。「私のパスポートは中国のものですし、私は中国人です。中国語を話します。私は、どうしてそんなことができるのかと言いました」。
李の訪問後、呉は警察署から連れ出された。拉致された彼女は、3階建ての別荘に連れて行かれた。そこには、いくつかの部屋があり、それらはそれぞれ刑務所の独房に改造されていた。窓のない部屋に連れて行かれた彼女は、ベッドと椅子、そして昼夜を問わず点灯している照明があるだけだった。
看守は呉さんをある部屋に連れて行き、中国語で質問し、脅して嘘の自白をさせようとしました。看守は、「自白しなければ、この場所から出られない」と言いました。
また、呉さんに携帯電話を渡し、王さんと、牧師で反体制派を支援するキリスト教系非営利団体「チャイナエイド」の代表であるボブ・フーさんに電話するように言った。
王は、自分の居場所を尋ねる電話を複数回受けたことを確認した。また、彼女は王氏と傅氏の両方にテキストメッセージを送りました。
呉さんは、秘密軍事施設での拘束が終わる頃に、王さんが嫌がらせをしていることを証言するアラビア語と英語の文書にサインするように言われました。
「本当に怖くて、強制的にサインをさせられました。私は署名したくありませんでした」。
呉さんは、最初に秘密軍事施設に連れてこられてから8日後に釈放されました。彼女は拉致されたのと同じホテルに連れ戻され、携帯電話を含む私物が返却された。
ブラックサイトから解放された3日後、呉はドバイを飛び立ち、当時王が隠れていたウクライナに向かった。
中国の警察は夫妻を脅した。中国の警察は、王がウクライナから身柄を引き渡される可能性があると言っていた。この結果を避けるために、夫妻は再びオランダに逃れ、現在は亡命を希望している。
呉さんは、祖国が恋しいという。「私たちを騙しているのは中国人であり、同胞が同胞を傷つけているのだということがわかりました。「それがこの状況です」。
中国とドバイ、証拠があっても秘密軍事施設の存在を否定
中国外交部は、呉氏の証言を真っ向から否定している。
同省の華春瑩報道官は、「私が言えることは、その人が話した状況は事実ではないということです」と述べています。
また、ドバイ警察も秘密軍事施設の存在を否定しています。さらに同警察は、中国人女性が外国に代わって現地当局に拘束されたことも否定しています。同警察は、呉氏が3ヶ月前に自由に出国したと主張している。
ドバイ政府メディアオフィスの声明によると「ドバイは、国際的に認められた手続きと現地の法執行プロセスに従わずに外国人を拘束することはなく、外国政府が国境内で留置場を運営することも認めていない」とのこと。
「また、外国政府が自国内で留置場を運営することも認めていません。ドバイは、外国政府が求める逃亡者の拘束、尋問、移送について、インターポールなどの国際機関が定めたすべての公認国際規範と手続きに従っています」と述べています。
彼らは否定していますが、中国が運営するこのドバイの秘密軍事施設が存在することを示す証拠があります。
複数の記者が、この秘密軍事施設の存在を裏付ける証拠を見聞きしている。
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