画期的:この発酵した日本のスーパーフードは、SARS-CoV-2の感染を抑制できる事を研究者が発見
2021年7月27日(火) 作成者:Divina Ramirez日本の研究者らの研究によると、納豆は、SARS-CoV-2(COVID-19の原因となるウイルス)が健康な細胞に感染する能力を阻害することができるという。
7月13日(火)発行の生物化学・生物物理学研究通信誌に掲載された本研究では、非加熱の納豆エキスが、SARS-CoV-2の外表面を覆うスパイクタンパク質の重要な領域である受容体結合ドメイン(RBD)を分解することが示されました。
RBDは、SARS-CoV-2が特定の細胞に感染する前に、その細胞の表面にある受容体に固定するために使用するので、特に重要である。
さらに、非加熱の納豆エキスが、SARS-CoV-2の一部の変異株、特にα変異株のRBDに対しても同様の効果を持つことが確認された。この変種は、2020年9月に英国で初めて検出されました。その後、3カ月後に米国でも検出されました。
納豆エキスがSARS-CoV-2のスパイクタンパク質の重要な領域を分解することを発見
納豆は、大豆を土壌や植物に存在する枯草菌で発酵させて作る日本の伝統的な料理です。納豆は、脳卒中や心血管疾患で死亡する可能性が低い人々の食生活に欠かせないものであり、日本全体の健康寿命の延長に貢献していると考えられている。
今回の研究では、納豆がSARS-CoV-2と、重篤な呼吸器感染症を引き起こす牛の主要な病原体である牛ヘルペスウイルス1(BHV-1)の感染を阻害するかどうかを調べました。
研究者たちは、2種類の納豆の抽出液を用意しました。そのうちの1つを100℃で10分間加熱しました。その抽出液を牛と人間の培養細胞に塗布した。ヒトの細胞にはSARS-CoV-2を、ウシの細胞にはBHV-1を感染させた。
その結果、SARS-CoV-2とBHV-1は、非加熱の納豆エキスで処理すると、細胞に感染する能力が失われました。しかし、加熱した納豆エキスでウイルスを処理しても効果はありませんでした。
研究者たちは、非加熱の納豆エキスがウイルスに影響を与えたのは、納豆エキスに含まれるプロテアーゼ(他のタンパク質を代謝するタンパク質)によるものだと考えているが、これを確認するにはさらなる研究が必要である。
共著者である東京農工大学感染症疫学・予防研究センター長の水谷哲也氏によると、納豆エキスに含まれるプロテアーゼは、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質上のRBDを「消化」しているように見えたという。
抽出液を加熱すると、プロテアーゼが分解されてRBDを消化する能力が失われ、その結果、ウイルスの感染力が維持されるのだと思われます」と水谷は付け加えた。
SARS-CoV-2がヒトの細胞に感染するためには、スパイクタンパク質上のRBDが、アンジオテンシン変換酵素2(ACE2)という宿主の受容体タンパク質に結合する必要がある。ACE2は、腸、腎臓、胆嚢、心臓などの細胞の膜に付着している酵素である。ACE2は、腸、腎臓、胆嚢、心臓などの細胞の膜に付着している酵素で、肺の小さな気嚢(肺胞)に並ぶ細胞である肺胞細胞の表面にも存在しています。
さらに、ACE2は、動脈、毛細血管、静脈に存在する内皮細胞の表面にも存在しています。(関連:きゅうりは血管内皮細胞の炎症を抑える)
納豆エキスは、スパイクタンパク質のRBDを分解することで、ウイルスが細胞に感染する能力を低下させます。
このように有望な結果が得られたものの、水谷教授は、非加熱の納豆エキスがSARS-CoV-2に及ぼす影響の正確な分子メカニズムを明らかにするには、さらなる研究が必要だと警告している。また、今回の研究は、納豆を食べるだけでCOVID-19の感染を防げるという証拠にはならないと強調した。
COVID-19に対するワクチンはあるが、それがSARS-CoV-2のすべての変異型に有効かどうかは不明だと水谷氏は言う。また、ワクチンを十分に接種したにもかかわらず、感染してしまったという報告もあります。「COVID-19を発症した人のための治療法を作る必要があります」と付け加えた。
※Gen
納豆だけじゃないと思うんだけどねぇ
・・・和食は発酵食品が多いから。
尤も、、
和食離れしてる日本人も多いからなぁ・・・
(パンと納豆も合うけどね)
欧米で仮に手に入れられても
常食できるとは思えないなぁ・・・
ザワークラウトとかピクルスとかは駄目なのかな?
柑橘系の皮で、
ヒドロキシクロロキン造り出すんだから
何か有ると思うんだけどなぁ
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