今、食料を備蓄すべき5つの理由
2021年7月8日(木) by: Divina Ramirez
米国では、コロナウイルスのパンデミックからの回復に伴い、インフレ率が2008年以来の高水準に達しています。残念ながら、多くのエコノミストは、現在のインフレ率の上昇は一過性のものではないと考えています。なぜならば、すべての製品の需要が堅調であるにもかかわらず、供給の構造的変化を示す証拠があるからです。簡単に言えば、インフレは今後も続くということです。
専門家は、いくつかの要因がインフレを引き起こしている可能性が高く、それは当面の間続くだろうと考えています。備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、これは、価格がさらに上昇する前に食料を備蓄することを意味します。
以下に、今すぐ食料を備蓄すべき5つの理由をご紹介します。
1. スーパーマーケットでは、価格の上昇を見越して食品を備蓄しています。
最近、スーパーマーケットは利益を確保するために、砂糖から冷凍肉まであらゆるものを買い込んでおり、経済学者が予想している最近では最も高い値上げに備えています。スーパーマーケットは、値上げ分の一部を買い物客に還元しています。
値上げ圧力がすぐに緩和されると考えている小売業者はほとんどいません。食料品の価格がさらに高くなる前に、今から備蓄しておきましょう。非常用の食料品を備蓄しておけば、価格が高騰したときに食料品にすべてのお金を費やすことはありません。
2. 政府の無謀な支出が食料価格を上昇させる
この1年間、アメリカ政府は連邦準備制度（FRS）を通じて大量の資金を投入してきました。コロナウイルスのパンデミックで国中が大混乱に陥る中、何百万人もの人々が家の中で安全に食事ができるようにするためだと思われます。
しかし、専門家によれば、バイデン政権も連邦準備制度も、その支出に関しては「オフ」ボタンを持っていないようで、だからこそ、国の債務が29兆ドルの大台に向かって急速に進んでいるのも不思議ではないという。このような支出は、食料品や生活必需品の価格を上昇させ続けるかもしれません。
3. ガソリン価格の高騰が食料品の輸送コストを上げる最近もガソリン価格が高騰しており、食品の輸送コストが高くなっています。実際、国内の1ガロンのガソリンの平均価格は3.086ドルで、昨年5月の2.171ドルから上昇しています。これは56％の上昇に相当します。また、食品と同様に、ガソリンの価格はすぐには下がらないと予想されます。
4. メガドラフト（巨大干ばつ）が作物生産に影響を与えている
アメリカ西部の州では、干ばつは日常茶飯事です。だからこそ、人間の活動による温暖化の影響で、20年以上にわたって「巨大干ばつ」が続いていると考えられています。
そのため、貯水池などの水位が記録的な低さになっています。例えば、ユタ州北部にあるグレートソルトレイクの水位は、今夏、過去170年間で最も低い水位になると予想されています。そのため、ユタ州知事のスペンサー・コックス氏は、芝生への水やりを控えるよう住民に呼びかけました。
また、水不足を懸念して、西部の農家では作物の栽培量を減らしています。そのため、専門家は、今年の西部諸州の農業生産量は当初の予想よりも減少するだろうと警告しています。そのため、今後数ヶ月間、食料品価格に上昇圧力がかかる可能性があります。
5. 西部諸州の農家はバッタの疫病と闘っている
西部地域の干ばつの影響で、バッタが急速に増殖している。実際、気象レーダーに映るほどの大群が発生している地域もあるという。連邦農業当局は、バッタが農地を荒らす前に退治するため、すでに大規模な散布作戦を開始している。
とはいえ、今年のバッタの大発生は、食糧価格の上昇にもつながると予想されている。(関連記事：バッタが群がってくるのは、墜落に備えているからだ、とBrandon Smith氏は述べている)
※Gen
引っ張って来ているのは米国のニュースではあるが
日本に関係ないとばかりに高を括ってはいられない。
直結する要素が多過ぎるから。
米国程は切迫した危機感は持っていなくても
全てが終わる迄は、やはりした方が好い、備蓄を。
自分が危機感を持っているのは
基本、日本は食糧自給率が異常に低いから
輸入先の国で何かあれば、直接煽りを喰らうと云う点。
加えて、全てに影響が出る事だが
死者が増えれば、作ってくれる人、運んでくれる人
そして売ってくれる人が減る、
この単純な事が、目の前に迫っているんじゃないかと
考えている。
何にもなければ、それに越した事はない
あぁ好かったで終わる。
でも、そうは思えない。
やはり備えあればなんとやらで
できる事をして置いた方が好いと思う。
パニック状態になってからでは遅過ぎる。
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