FDA(米食品医薬品局)が
ファイザー社とモデナ社のCOVID19ワクチンに「心臓炎症の警告」を追加
2021年6月27日
米国食品医薬品局は金曜日、ファイザー社とモデナ社のCovid-19ワクチンの患者・提供者向けファクトシートに、心臓の炎症のリスクを示す警告を追加した。
GreatGameIndiaでもお伝えしましたが、米国CDCとFDAは、ジョンソン・エンド・ジョンソン社のコロナウイルスワクチンについて、血栓症のリスクがあることを警告する安全ラベルを添付することを条件に、使用の一時停止を推奨していました。今回、Modernaもその対象となりました。
それぞれのワクチンについて、2回目以降の接種で、接種後数日以内に症状が現れる心筋炎や心膜炎についての警告を記載したファクトシートが改訂されました。
心臓の炎症や腫れ、すなわち心筋炎として知られる症状が、ファイザー・バイオンテック社のCOVID-19ワクチンを接種した多くの若者に確認されています。
心筋炎は、心臓の筋肉に炎症を起こす心臓病です。この炎症は、特定の感染症に対する身体の免疫反応の結果であり、心臓の弱体化と腫れを引き起こします。
その結果、心臓が血液や酸素を送り出す能力が低下し、心臓のリズムが速くなったり異常になったりします(不整脈)。心筋炎が重症化すると、心不全、心拍異常、突然死を引き起こす可能性があります。
今回のFDAのアップデートは、水曜日に開催された米国疾病対策予防センターの「予防接種実施諮問委員会」による検討・議論を受けてのものです。
CDC会議の発表スライドによると、主に予防接種を受けた30歳以下の人に心筋炎や心膜炎が発生したケースが1,200件以上あったそうです。
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