【シオンの議定書】#06
□独占、ゴイムの運命はこれ次第□貴族の手から土地の奪取□商業・工業・投機□奢侈□主要必需品項目における賃金上昇と物価上昇□無政府主義と飲酒□経済学説宣伝の真の意味
我々は近く巨大な独占を確立し始めるだろう。
それはゴイムの巨万の富がすっぽり入る様な、並外れた富の貯水池である。政治的破滅に続く時期には、政府の債権共々ゴイムの財産も枯渇するだろう。
御列席の経済人諸君は、この連携作用の趣旨を評価されるのにやぶさかでないと思われる。
あらゆる手立てを尽くして、我々に進んで従う者全ての保護者、恩人を代表するものとして、我等が超政府の重要性を強調しなければならない。
ゴイムの貴族は政治的勢力としては死んだ・・我々は彼等に考慮を払う必要はない。
だが、土地の所有者としては、彼等が生活している土地の資源を使って自給自足しているという事実を以てする限り、無害な存在ではあるだろう。
従って本質的な問題は、原価が幾ら掛ろうとも、彼等から土地を奪うという事にある。
この目的達成の最も良い方法は、土地を所有している事が、段々重荷に成る様にする事・・・
負債で土地を圧迫する事である。
この為には土地所有の状態を監視し、高慢にさせずに無条件に服従させ続けるだろう。
ゴイムの貴族は、生れつき足りる事を知らないので、急速に燃え尽きたり初めは上手く行っても失敗に帰するだろう。
そうなったらすかさず、我々は無条件に商業と工業の保護者にならなければならないが、真先になさねばならぬのは投機である。
それは産業に平衡力をつける役割 がある。
投機産業が無いと個人の手中にある資本が膨れて、土地銀行からの負債を無くさせ農業の復活を助ける事になるだろう。
我々が欲するのは、産業に土地から労働と資本を吐き出させる事であり、投機という手段で世界の金全てを我々の手に移す事である。
そうしてこそゴイムは、他に生きる理由が無くて生存する権利を得ようというなら、我々の前にひざまづく他はなくなるだろう。
ゴイムの産業を完全に滅亡させるには、投機の助けを借りて、我々がゴイムの間で盛んにして来た奢侈(贅沢)、何もかもを呑み込んでしまう奢侈に対する飽くなき欲望を募らせるだろう。
しかしながら、我々は労働者には好都合にならない程度に賃金の上昇を謀るだろう。
同時に、農業や家畜飼育が駄目になったから上がるのだという理由を付けて、生活必需品の価格を上げるだろう。
我々は更に進んで、労働者を混乱浸し酒漬けにし、それに加えるに、ゴイムの頭の良い者達を全てこの世から根絶すべくあらゆる処置を講じ、生産の根源力を巧みに深く蝕むだろう。
時期尚早の内にゴイムに真相を悟られない様にする為に、我々は仮面を着けて、我等の経済学説が精力的に宣伝する偉大な政治経済原理の下、いかにも労働者階級に役立つかの様に情熱を傾けて説き伏せるだろう。