【シオンの議定書】#02
□経済戦争・・ユダヤ支配の基礎□船首像[名目上の指導者]政府と「陰の助言者□破滅主義の成功□政治の順応性□新聞が果たす役割□金力の犠牲とユダヤ殉難者
我々の目的には戦争は欠くべからざるものである。
が、できる限り、戦争が領土的な利益をもたらさない様に仕向けるべきである。
そうすれば、戦争は経済に基盤を置く様になり、各国は我々の支配の強力さを思い知らされるであろう。
また、当事国は双方とも我々が国境を越えて放った代理人団の思うがままに操られるだろう。
私個人には、どんな制約があろうとも、彼等が百万の眼を持っていて監視するから、身動きが取れない等と云う他ない。
世界にまたがる我々の権利は各国の権利を一掃するだろうが、国家の市民法が国民の関係を律するのと全く同じ様に、普通の権利という意味で、我々の権利が正確に各国を律するであろう。
我々が公衆の中から選んだ行政官達は、奴隷の様に従順な資質であるかどうかを厳しく監視され、支配技術に長けた人物にはさせないだろう。
それ故に、彼等が、全世界の諸問題を律すべく幼年期より養育された助言者・専門家である学識者と天才の手の内にある将棋の歩となるのは容易である。
諸氏もご存知の様に、これら我等の専門家達は、歴史の教訓や一瞬一瞬の現実の出来事の観察から、我等の政治計画に必要とする知識を体得しているのである。
ゴイムは偏見なく歴史的観察を実際に適用する事なく、一連の結果に厳しい批判を加える事なく空理空論に走る。
故に、我々は彼等に一顧も与える必要もない・・時が一撃を食らわせるまで楽しませてやろうではないか。
過去の栄光に新しい形を与える希望に生きさせてやろうではないか。
古き良き思い出に浸らせてやろうではないか。
彼等には、我々が『科学が説く処では』(学説)と吹き込んだ事を後生大事にいつまでも守らせて置こうではないか。
我々が一貫して、新聞を通じて、声を大にしてそれらの学説を盲信させているのは、その事が目的である。
ゴイムの知識人達は彼等の知識にイイ気になり、論理的検証を行なう事なく科学から得た知識全てを信じ込むだろう。
その知識たるや、我等の代理人団たる専門家が、ゴイムの心魂を手なづけて我々が望む方向に赴かせんが為に、巧みに断片を寄せ集めたものなのである。
ここに述べた事は根も葉もない事であるとは、瞬時たりとも考えないで頂きたい。
我々が仕掛けた、ダーウィン主義、マルクス主義、ニーチエ主義が、如何に功を奏しているかに注目していただきたい。
我等ユダヤ人にとっては、少なくとも、これらの指導者達がゴイムの心魂に及ぼした事どもを直視すれば、事は明白である筈である。
政治上の、また、行政上の諸問題の方向において些細な誤りを避ける為には、各国民の思想、性格、傾向を顧慮する事が絶対に必要である。
我々の方式は我々が遭遇する人民の気質に応じて様々に仕組の組み合せが案配されるけれども、もしも現在の光に照らして過去の教訓を集約する事を怠れば、この方式の勝利はおぼつかないだろう。
今日の国家は、人民の世論を創り出す強力な力をその手に持っている。
即ち、新聞である。
新聞が果たす役割は、必要欠くべからざると考えられる事を指摘し、人民の愚痴に捌け口を与え、不平不満を表明し作り出す事にある。
言論の自由の勝利が具体的になるのは新聞においてである。
だが、ゴイムの国家は、如何にこの力を効果的に使うかについては知って居た試しがなく、新聞は我等が手中に落ちた。
新聞を通じて、我々はその背後にあって、影響力を行使した。
ヴァイスマン博士が、我々が血と汗の大洋を越えて集結してきたにも関らず、金力が我等の手中にある事を知悉している事は他言を要しない。
我々は、あまたの同胞を犠牲にしてきたけれども、十分に報いられている。
わが方の犠牲の1人1人は、神の見られるところでは、ゴイム1000人に相当するのである。