最近はAIが手軽に使えて、こちら側の知識を修正もしてくれます。長い間わたしは
katarchē Astrology を「カターキー占星術」だと思っていました。AIはそのギリシャ語の発音は間違っているよと教えてくれました。「カタルケー占星術」だよと。
何らかの開始時点を指す占星術のことで、katarchē占星術と呼ばれる古典占星術が存在していました。意味ではなく、発音について違和感があったので尋ねました。すると、
(※ καταρχή (katarchē)カタルケーが正式な発音。末尾のή(ē)はエーであり、イー
ではない。語中の χ = kh は〔カ行+吐息〕である)
と返ってきました。なるほどと納得した次第。脱力感のあるケー χ+h = ケーです。
katarchēの語源と意味。
katarchēは、基本語archēに前置詞的接頭辞kataが付いた複合語である。archēは
ギリシャ語における最重要の哲学用語のひとつであり、その基本的な意味は「始まり・
源」と「支配・統率」である。この二重の意味は、英語principleの語源であるラテン
語princepsに非常によく似ている。原理(principle)とは、あるものの始まりである
と同時に、他のものを支配するものである。私の昔の教師は、この二つの意味を結び
つけてarchēを「支配の始まり」「命じる起源」と訳していた。真の始まりとは、後
に生じるものを何らかの形で支配する、という考え方である。ギリシャの哲学者たち
の主要な関心は、まさにこの「支配の始まり」を見出すことにあった。たとえばアリ
ストテレスの四つの原因論は、四つの主要なarchai(始原)である。
※ ロバート・シュミット訳、The Astroogical Record of the Early Sages in Greek の序文より。
ヘルメス・トリスメギストスを名乗る人物が実在したのか、実在していなかったのか、に興味が湧き、ギリシャ語のテクストの中の様々な占星術師のことを調べている中で疑問に思っていることをAIに投げかけて探っています。
AI なかなかのもので、古典占星術の知識は持っています。翻訳はまだかなり荒削りのところがありますが、段々とこちらの言う事を聞いてもくれるようになってきています。
