これまで 公教育が崩壊の危機にある現実をお話ししてきた
①で教育の超多忙な現実
②で教育業務の二極化 すなわち一部の熱意ある教員に業務のしわ寄せがいっている現実

さて 今回は教員の労働環境の悪化についてお話ししよう


教員の労働環境はとても不健全である
公務員はみんなそうであるが 公務員であるがゆえに労働三権に制限がある
よって教員のストライキなどは禁止されている
休憩時間も保証されていない
さらに悪いことに 教員には残業手当てがないのである
本県の高校の場合 事務室にいる学校事務職員には残業手当がつく
だから就業時間が終わる16時50分以降は残業ということになる
しかし 教員は教員特別手当で手当てがされているという理由で 実際の残業の有無に関わらず残業手当は支給されない
休日出勤も特別勤務手当が日額2千数百円支給されるだけである

仕事に見合った収入がないというのが 教員のツラいところである

教員の場合 校長教頭以外みんなヒラ教員(最近 ヒラ教員の上の階級ができたらしい)なので 頑張って出世して階級を上げたら給料があがるということもない
勤めたときに生涯賃金の総額が計算できるのである
頑張っても頑張らなくても給料は変わらない
これでは賢い人は頑張らない
教育効果の高い人 業務量の多い人には それ相応の手当てが必要だと思う

しかし 教員の業務量や教育効果の正確評価ができていない中で 給与に差をつけることには 教員の中でも反対の声は大きい

そこで 僕は提言したい
教員をランク付けし給与に差を付けるのではなく 手当を増やしたらどうかと思うのだ

生徒指導手当
クラブ指導手当
教務手当など 一定の業務につき 手当として保証すれば やりがいも湧いてくるはずだ

現状のままでは 頑張る意味が感じられないのである