先日 若杉弘さんのお別れの会に参列した

若杉弘さんは ご存知のとおり 日本を代表する指揮者の一人だ
7月に亡くなられたが近親の方のみの密葬がいとなまれ 9が月に入ってやっと このお別れの会が実現した


10年ほど前になるが 僕は芸術監督を務める若杉さんの秘書の仕事を4年ほどしていただけに 若杉さんの死はとてもショックだった

何度もご自宅に招いていただいたし 何度もご馳走していただいた
というより初めてお会いしたとき、初対面の僕たちに鍋焼きうどんをご馳走していただいた
本当に恩を受けた方である

当時は演奏会の企画の仕事もしていたので 多くの指揮者にお世話になったが 「ここのオーケストラの指揮はしたくない」とはっきりとおっしゃったのは若杉さんが初めてだった
若かった僕は どんなオーケストラでも最高の水準にもっていくのが 良い指揮者じゃないのかと 当初は反発もあった
しかし そのようなことがはっきり言えること自体が 若杉さんがマエストロの中のマエストロであったからだと今では僕もはっきりと言いきれるようになった

むしろ そんな自分の主張をはっきり言えるマエストロが今の日本にどれほどいるのかと心配にもなる

早すぎる死が悔やまれてならない

ピノキオというバラがあるそうで そのバラを花束にしてプレゼントしようと計画していたが 叶わぬまま旅立たれてしまった

お別れの会には 日本の音楽会を代表する方々が多数来られていたが ファンの方と思われる方は見受けられなかった
関係者のみに知らされていたねだろうか…
全国に多数おられると思うファンのためのお別れ会があってもいいのではと思った

御冥福をお祈りしたい