気づいたら変わっていたマインドセットについて
20代前半、友達の紹介で幼児体育のお仕事を軽はずみに始めた頃、正直子供は好きではなかった。実際、保育園に指導に行っても、どう接していいかわからず、話もなかなか通じなかった。だから、指導に行くと、毎回ものすごく疲れ、ストレスが溜まった。でも他にこれと言ってやりたいことがなかったから続けた
7、8年前だろうか、子どもたちが遊んでいる姿を何気なく眺めていて、突然自分の中の子ども心に目覚めた。子どもの頃の感覚を思い出したとも言える。それから、徐々に大人としての上から目線が少しずつ外れてきて、今はほぼ平行目線、対等な立場で接するようになってきた
その方が子どもたちと接していて楽しい。子どもたちからは「キタコラ」先生とか「ピタゴラ」先生と言われている。(きたほら⇨キタコラorピタゴラスイッチ⇨ピタゴラ)「きたほら」は発音しづらいようだ笑
だから、子どもたちがふざけたり、面白がっているのが自分のことのようにわかる。まあ自分の精神年齢が0〜6歳なのかもしれないが・・・
以前はホラ来たの顔を見ると、よく泣かれたが、今は0歳児の赤ちゃんや1歳児の乳児も寄ってくる。くっついて離れない
こっちも子どもたちのやりたいことや面白がりそうなことが、大抵わかる。
子どもとの関係のマインドセットが変化したということだ。これは意識的にしたわけではないが、数多く体操指導で接していて、必要に迫られて、セッティングが変わってきた。
進化のこと、動物の生態を好んで勉強するようにもなった。
結果的に「子どもは苦手」から「子どもは得意、好き」というマインドセットになったようだ。