あべこべイントラ講座@尾張一宮 | あべこべ体操

あべこべ体操

「あべこべ体操」とは、身体の一部分をあべこべに
動かすと言うフェルデンクライス・メソッド(※)
の特徴的な動きに、その他の体操や健康法を加えて
アレンジした体操です。
気軽に楽しみながら身体の歪みを取り、柔軟性を増
し、肩コリや腰痛を緩和します。

9月17日(土)と18日(日)は、私の故郷尾張一宮で4回目のあべこべ体操初級インストラクター養成講座だった。


静岡から参加のおばあちゃま87歳、親子で参加。


娘の指導であべこべ


ちょっと話していると、突然昔の話にになったりするが、周りは優しく相槌を打ってくれる。


問題は腰が立たない


上を見ても腰が反らない


下を見るのは得意技

朝から断続的に雨が降り続く中、静岡から親子で講座に参加してくれた。お嬢さんがニューヨーク在住中に、あべこべ体操をYouTubeで見つけて、セントラルパークで毎日やっていたそうだ。1、2年前に帰国して、お母さんの面倒を見ながら翻訳のお仕事をしている才女。お母さんは病気の後遺症で腰と膝が曲がり、杖をついて歩いているが、食欲旺盛で元気元気

もう一人は、
第1回目のイントラ講座の修了生で3回目の参加。豊橋の接骨院の院長で治療のお仕事に合わせて、あべこべ体操教室を開いている。治療だけではなく、自力で自分の身体を改善予防していくために、あべこべ体操普及活動に力を入れてくれている

87歳のお母さんが来てくれたおかげで、あべこべの教え方で色々と考えさせられた。病気のせいもあるが、背中が丸まり膝が固まり、足は外反母趾で骨盤の前後の動きができない。でも食欲は旺盛で、好き嫌いなく3食きちんと完食するらしい


膝への負担をは減らし楽な姿勢になるために、骨盤の動きを引き出し、骨盤を分化したいのだが、座ってやると背もたれにもたれてしまって、骨盤の動きができない。寝てやろうすると、寝起きの動作が一人でできず、あまりやりたがらない。

そこで浮かんだのが、親子の「スキンシップとペアの動き」


自力でできない時は、人に身体を動かしてもらうのが一番!整体の施術に近いものだが、治療とか矯正とかといった考え方でやるのではなく、「相手と一緒に体操する、身体を動かす、ダンスをする」といった感覚で相手の身体を動かす。やってもらう方は、まずはできるだけ力を抜いて、相手に身を任せる。特に、自力での動きができない人や力が抜けない人に有効である。

お母さんは、やってもらうのならば横になるのがオッケーで
、やってもらっているうちに気持ち良くなって爆睡


目覚めたら、膝が伸び、身長が伸び、背が高くなってすっきり爽やかコカコーラ


あべこべ体操の教室は、毎回のテーマがあっても、参加者の症状、体調、年齢、リクエスト次第で、内容がどんどん変化していく。今その場で参加者にとって一番必要な動きをやる

今回は、親子参加でお嬢さんに「ペアの動き」を伝授した。