石鹸を洗い流しているときの「ヌルヌル」は危険信号。 | せっけん作り、アルカリ洗濯・・・ ちょっとだけ生活を楽しくしたい +10%ウキウキ生活

石鹸を洗い流しているときの「ヌルヌル」は危険信号。

2:大豆と菜種の廃油せっけん【バッチサイズ:600g】が解禁でーす。
ああ、長かった・・・。

とはいえ、かなりフライングで使ってたんだけどねw

石鹸水とビネガー水ソーダ灰は相変わらずビッシリだったので、ソーダ灰が付いた箇所を包丁で削り落としました。
削り落とした石鹸は、水で溶かして石鹸水に。
空いているポンプ容器に入れ、台所用洗剤として活躍しています!
思ったより油汚れもすっきり落ちるし、あわ立ちも泡切れもいい。固形石鹸を台所で使うよりずっとから使い勝手いいし、これは癖になるかもしれない。

左のポンプが石鹸水、右はビネガー水です。

ビネガー水を何に使うのか?っていうとですねえ、石鹸ってどうしてもアルカリよりだから、劣化した木製のおわんとかステンレスを洗うと若干侵食するのか、ぬめるんです。
もちろん、石鹸が付いているわけではないです。それをさっさと中和させてアルカリによる侵食を止めるために使っています。

また、どうしてもアルカリ性だから自分の手もヌルヌルが取れにくいです(あれはグリセリンや油分でヌルヌルしてるんじゃなくて、アルカリの侵食受けてんですよ)。
石鹸なんてすぐに石鹸分が水で流れるはずなのに、水で流していてもヌルヌルがある場合はアルカリで表面が解けているんだと思われるので、中和したほうが良いと思われます。

長期間ヌルヌルする石鹸を使っていると皮膚が薄くなったり、日焼けの後ひりひりしやすくなったり、化粧水がしみたり・・・とかおきるんじゃないでしょうか。
(と、推測。現にフライング石鹸を使い続けていたためか、時々手の甲に化粧水がをつけたあとチクチクする時があります)。
アルカリウォッシュを触ってしまった後も、同じような手がヌルヌル状態になります。

グリセリンを手に直接つけて水で流すと、あっというまに流れるんです。原液を手につけてお試し下さい。
水で流すと一瞬でなくなります。手に残るって事はありません。
こちらのサイト「手作り石けんはグリセリンがたっぷり残っているから保湿力が高い?」にもかかれています。ヌルヌルは決してグリセリンではありません。

洗いながしている時にヌルヌルするのを「いいもの」と勘違いしていませんか?
アルカリが強いか過剰油脂のどちらかの状態です。どちらも正しい石鹸の状態ではないと思われます。
決してグリセリンのおかげではありません。

先日、化学系(理系だったかな?)の友人と話をしていたのですが、アルカリは酸より怖いです。どこまでも侵食するからねえ・・・・。
始めて石鹸を作った時に、苛性ソーダを溶かすとき、ビビリまくってたと言ったら、「それくらいのほうがいいよ、ほんと危ないから」って言ってもらいました。
あー、ビビリ損じゃなくてよかったww

おっと、話がずいぶんそれたけど、ビネガー水は手のヌルヌルを一瞬で取り去るので、いつまでも手がヌルつくなあ・・・と思って水でどんどん洗い続けるなんてこともなくなるので、余計な水も使わずにすみますし、アルカリの侵食から守れる(と思っている)ので、手作りせっけんを使う際にはビネガー水が欠かせません。

1~2日に1回入るお風呂なら少々アルカリで表面の皮膚削ったほうがいいかもしれないけど、朝晩のシャワーの時や、毎日子供に石鹸使うのはやめたほうがいいかな~って気もします。
どこかのサイトにも、体は毎日石鹸で洗ってはいけないって書いてあったし、近所の皮膚科の先生も体は毎日石鹸等で洗ってはいけないといっています。
皮膚が弱い人や子供は、更に弱くするし、大事な油分まで取り除くので冬にガサガサになったりするそうです。夏場、汗をかいたからといって毎日洗うと、冬にしわ寄せがくるそうな・・・。

使った後、ビネガー水をさっと体にかけてしまえば良いかもしれないけど(頭のビネガーリンスと一緒ね)。
髪はビネガーで中和させるのに、体は中和させないってのも変だなと思うこのごろです。