みなさん、こんにちは。


「アクアマリンふくしま」が昨年11月に開催した

国際シンポジウム「ザ・シーラカンス シーラカンスの謎に迫る!2007」

の発表者にロボット工学の研究者の方がいらっしゃいました。

なんと、シーラカンスの鰭(ひれ)の筋組織は、

すでに二関節筋の構造を持っているのだそうなのです。

ちなみに、シーラカンスは、

肉鰭綱 シーラカンス亜綱 シーラカンス目 ラティメリア科

に属していますので、文字通り肉質の鰭を持っているのが特徴です。


二関節筋は、隣接する二つの関節に跨って着いており、

その二つの関節を同時に動かすための筋組織です。

人間も含めて、動物の繊細な四肢の動きを支えています。


現在のロボット工学の世界では、

動物の繊細な四肢の動きを再現するための

二関節筋構造を再現したロボットが開発されつつあります。


将来は、繊細な動きを持つロボット介護士さんのお世話になって、

老後を過ごすのも良いかも!