DINKSベルのブログ

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日々の生活の中で頭をよぎった事、考えたことなどそのままブログにしてます。良かったら覗いてください。

先週来た90代女性患者さんからのことです。

左下の歯牙が欠損し、本人の希望で部分入れ歯を作製しました。

入れ歯のセット時に取り外しの練習をして帰宅したのですが、2.3日後に急患として来院。

入れ歯が外せない。が理由です。

入れ歯の調整と取り外しの練習をするのですが、本人的に難しく、とうとう「こんなの出来ない」「入れ歯なくていい」と発言し、結局無しで過ごすことになりました。


次の来院時に「ここの歯のないとこ入れ歯入れなくてもいいの?」と発言。

入れ歯作ったこと忘れてる。

お薬手帳では認知症の薬出てないみたいだけど、症状は認知症。

思わず「入れ歯作ったけど、取外し難しかったでしょ?」と途中まで言いかけました。忘れてる人を責めても良くないと気付き、「歯がなくても食事取れるでしょ。だから今のままで大丈夫」と説明。

これが家族で、例えばご飯食べた事忘れて「まだご飯食べてない。」なんて何度も言われたら、たまったもんじゃない。

自分がお世話するのも、されるのも嫌だから出来れば、気付いたら癌が進行していて、痛みの緩和だけしてもらって穏やかにあの世に行くってのが、私の理想の死に方かも。理由は、自分にとっても周りの人も心の準備が出来るから。なんて考えました。

(以前誰かが癌で死にたいと似たような記事を読んだ事を思い出しました)