ブログのタイトルの『折原みと』という活字を見て、懐かしさに胸がざわついた方、多いのではないでしょうか。
今日の話題はフォトブックを離れます。
完全プライベートです笑
『幸福のパズル』
こちらを夜な夜な読んでいたわけです。
だって…
でも3日間で読破。
読んだ夜は、毎朝目が腫れてしまって、ぺち子に『ママ、顔がへーん!』と言われてます笑
『折原みと』
この活字を見るだけでぎゅっとなる。
小学生から中学生にかけて、みと先生の小説、漫画を片っ端から読んでいました。
お小遣いが少ないので、3つ上の姉と半々で出資して。
田舎町だったので近くの本屋では取り扱いがなく、新刊が出れば山を越えた隣町まで自転車で買いに出かけました。
(インターネットがなかった時代、いったい新刊情報はどこで入手していたんだろう?思い出せない…)
私は漫画よりも小説派でした。
何度も何度も読み、甘いファンタジーラブストーリーに、妄想は膨らみ、学校から帰っては小説もどきをお気に入りのノートに書き綴っていました。
(あの大量のノートはどこへ行ったのかな?)
挿絵イラストを挑戦してみたものの、絵心がないので(いまもなお)、漫画を描くのが上手な子にお願いして挿絵を描いてもらったり。
高校生になったらみとワールドに出てくるようなカッコイイ男の子と飛びっきりの恋愛をするんだ!と意気込んでいたのに…
現実はね^^;
サッカー部の主将に遠目から恋をするだけで終わりました笑
あれから●●年
(きみまろ風)
すっかりみとワールドから遠ざかり、酸いも甘いも経験し、現実世界で数度の恋愛を繰り返し、結婚、2児の母になりました。
つい先日、通勤電車の中でひょんなことからみと先生のブログに辿り着いたのです。
折原みとオフィシャルブログ
わぁ!まだ元気で活躍されているんだ!
それだけで、もう胸の奥がざわつきました。
読めば、私の嫁ぎ先である逗子にお住まいとか。
そして活動30周年記念の新刊『幸福のパズル』はその周辺を舞台にした作品。
もう迷わず、電車を下りたその足で最寄りの本屋へ駆け込みました。
『幸福のパズル』はまさに、みとワールド。
いや、私が読んでいたティーンズ文庫時代の作品よりずっと厚みがあって、心に響く、甘いラブストーリー。
葉山の色彩豊かな情景が目の前にくっきり現れるのは、知っている土地というだけではないはず。
3日間、小説にどっぷり浸かって心地よい涙を流し、浄化される、そんな気分です。
思いきってFacebookでお友達申請&メッセージをさせていただいたら、承認&直々にご返信が!
そしてその先生直々のいいね!に大興奮!
その昔、ファンレターは何通も送りました。でも一方通行だもんね。
文明の利器、Facebookよ!ありがとう!
そして来月、小説で登場する葉山の古民家スタジオにてトークイベントが行われるとのこと。
そしてこれまた作品に登場するコロッケパンやりんご園のジュースが振舞われるそうで、考えただけでワクワクの企画。
子どもは実家に預けられるし、久しぶりにのんびり、みと先生とファンの方々と一緒に小説の余韻に浸ってみようと思います。