今週の月曜・火曜に、奥鬼怒温泉郷の1番奥にある手白澤温泉へ行ってきました。

この温泉を見つけたキッカケは、数年前に温泉を探していている時に「山奥にある秘湯」みたいなところに行ってみたいと思って探したことでした。

その時見たのは、雪に覆われた手白澤温泉ヒュッテの写真でした一目見て「ここに行ってみたい!」と思いました。調べてみるとここまで歩いて来なければいけないということで、そんなところにも逆に惹かれました。

快適に行ける高級な温泉旅館などに泊まるのも良いですが、それよりももっと本質的な贅沢というか、雰囲気というものに憧れていたのかなぁと思います。

今回訪れた「手白澤温泉」は、そういう意味でも本当に満足できるところでした。

こちらへは、昨年のゴールデンウィーク直前の4月後半にも行きました。いきなりあの雪の中を歩いて行けるものなのか?という心配もあり、先ずは雪のないシーズンに行ってみることにしたんです。

4月後半でしたが、所々に雪が残るなか辿り着きました。その時にこの温泉宿を本当に気に入り、必ず雪が積もるシーズンにも来ようと決めました。

前回はレンタカーを使い、東京から高速に乗って最終的に温泉に1番近い「女夫渕」というところにある無料駐車場まで行き、そこから歩いて行きました。

女夫渕駐車場までは、所々に狭いところもありすれ違いができない箇所もありましので、今回は安全に行けるバスを使うことにしました。

バスは鬼怒川温泉駅から出ているので、新宿方面からだと6番線で特急の日光1号に乗り、下今市で乗り換えて行きました。

今回はあまり体力に自身のない彼女との旅行です。既に、「雪のある山を歩いて行くこと」自体に不安を抱いているようでしたので、なるべく現地まで負担のない方法を探しました。

行くことが目的ではなく、最終的に楽しくなかったら意味がないですからね。笑

新宿から鈍行で行けば1,800円程で鬼怒川温泉まで行けますが、 乗り換えや座席に座って行けるかわかりません。ここは倍以上の値段を出してでも、快適に行ける特急を選んでも良いと思いました。結果的には「えきねっと」からの予約で40%オフの2,400円で下今市まで行き、そこから300円弱で鬼怒川温泉まで快適に行くことが出来ました。

 ゆったりとしたシートに座って、駅弁を食べながらの日光1号は本当に快適でしたのでおススメです!

鬼怒川温泉駅に降りると、東京と違い空気が冷たいです。いよいよここからバスに乗り込んで女夫渕駐車場を目指します。

終点の夫婦渕駐車場までは、市営バスで1時間50分程です。日光市の市営バスはICカードが使えないので、現金が必要になります。片道1,540円という、微妙な金額です。

バスの中で両替も出来ますが、鬼怒川温泉駅のツーリングセンターで予めバスの往復チケットを買うことができますので、そうしておくと楽です。

 バスは1番乗り場です

 市営バスの往復チケット

この日は平日でしたので、バスには僕たち以外に2組だけでゆったりと座って夫婦渕駐車場まで行くことができました。(週末になるとバスは混む様です。)

バスの車窓から見える景色は、だんだんと山や道路に雪が増えてきます。乗っているだけでワクワクしてきます。そう思って彼女の方を見ると寝ていました。快適ということですね。笑

ということで、夫婦渕駐車場に到着しました。ここにはトイレもありますので、ここでトレッキングの準備を整えます。

軽食を済ませアイゼンやゲイターを装着して、いざ手白澤温泉へと出発です。

宿の女将さんのお話しだと、先日まで3日間ほど吹雪が続いたそうで、トレースがあるか心配です。

手白澤温泉までの道のりは2種類あり、一つは山の中を沢沿いに歩いて行く「奥鬼怒遊歩道コース」と、除雪された車道(一般車は入れません)の「林道コース」があります。

もちろん遊歩道を行きたいんですが、トレースが全くなければ林道を行くつもりでした。遊歩道入り口の階段まで行ってみると、階段にもトレースがついています。これはイケそうだなと判断して遊歩道を行くことにしました。

歩き始めは急な斜面を登って行きます。なかなかこういう場所に来る機会もないので、彼女もはしゃいで喜んでくれているようで安心しました。

トレースもバッチリついていて、安心して歩くことができました。

途中に3箇所の橋があり、そこには階段がついています。正直ココが1番の難所だと思います。もしも凍結していたらかなり怖いです。滑ったら下の柵への激突は免れないでしょう。この日はしっかり雪を踏み込むことができ、アイゼンが効きましたので難なく降りることができました。

出発して45分ほど歩いたところに「氷瀑」がありました!これです。こういうのが見たかったんです!テンションがあがります。

さて、氷瀑の下で写真を撮ったら、そのまま沢沿いを歩いて行きます。トレースもあるので先ず道に迷うことは無いと思います。

先ほどの氷瀑から10分ほど歩くと、また氷瀑がありました。ギリギリまでいきたかったんですが、雪が深くて登りづらいのでやめました。

2つ目と3つ目の橋が続きます。

途中で家から持参した、あったか~い紅茶を飲んで休憩です。

基本的に緩やかな道なので、気持ちよく歩けます。

出発から2時間を過ぎて、ようやく八丁の湯へと到着しました。(遅い!)

ここでも少し休憩させて貰いました。(早く行け!)

八丁の湯から10分ほどで加仁湯です。立派な旅館ですね。ここの時点で15時15分です。少しペースが遅いです。

加仁湯を越えると一旦林道に出て、すぐにまた遊歩道への入り口があります。前回来た時はここから少し急な登りの後に、ブナ林という道順でした。

先日宿の女将さんに聞いたら、ここの遊歩道はやめた方が良いとのことでした。一応少し登ってみるとトレースはありませんでした。

彼女もだいぶ疲れている様でしたので、ここは素直に林道を行くことにしました。

加仁湯からの林道をU時に曲がると、あとは手白澤温泉まで一本道です。

このあたりからは、雪がパラつき始めました。

45分ほどかかってようやく手白澤温泉ヒュッテが見えてきました。

ここから最後の坂を登ってようやく到着しました。

お疲れ様でした~。

チェックインを済ませたら、早速お風呂へ行きますよ!

出た~!雪見の露店風呂。東京から10時間かけてやってきた甲斐があります。

しかも、この日は僕たちを含めて2組のみということで、ちょうどタイミング良く常に貸切で温泉に入ることができました。

この雪見の露店風呂を貸切で入れるとは、なんて贅沢な時間でしょうか!

もう、ただただ至福の時間を味わうだけです。一人で1時間ほど温泉に浸からせて貰いました。

そして、温泉から上がると夕食です。

前回来た時に、こちらの食事があまりに美味しくてびっくりしました。今回も期待に胸が膨らみます。雪道を4時間も歩いてきただけあって、もうお腹はグゥグゥです。

今回も期待以上の美味しさでした。見た目も綺麗に盛り付けられていて、本当に素敵な食事です。

山菜も美味しいですし、鹿肉、イワナ、そしてメインの和牛モモ肉も本当に美味しかったです。

お米も美味しくて、僕はもちろんおかわりしてしまいました。

ワインのリストも充実していますよ。僕はお酒はあまり飲めないのですが、彼女はお酒が大好きです。前回は一人でシャンパンボトル1本空けてましたが、今回はハーフボトルとビール1本でした。

2人とも大満足のお食事でした。

 

後半へ続く