こちらは『チケット・トゥ・パラダイス』と一緒にハシゴしてきた作品。
1990年代のアイルランドの保守的な田舎町を舞台に、同性愛者の高校生男女が期間限定で恋人のふりをする青春ドラマ。
『恋人はアンバー』
ぶっちゃけ『チケット・トゥ・パラダイス』よりもこっちのが気になってた作品。
ミニシアター系の作品好きなんで楽しみにしてました。
ストーリーは~
1995年、同性愛者への差別や偏見が残るアイルランドの田舎町。自分がゲイであることを認められない高校生・エディと、レズビアンであることを隠しているクラスメートのアンバーは窮屈な日々を過ごしていた。二人は周囲にセクシュアリティを悟られずに卒業するため、期間限定でカップルを装うことにする。性格も趣味も真逆の二人だったが、悩みや夢、秘密を語り合う中で友情を育み、互いにかけがえのない存在となっていく。
ジョン・カーニー監督の『シング・ストリート』とか、1980年代とか90年代位のアイルランドを舞台にした作品は良作が多いと思う
こちらもすごく良い作品でした。
同性愛者であってもカミングアウト出来ないような閉鎖的な環境で自分たちを守る意味でも卒業までの期間限定の偽装恋人となったエディとアンバー。
平和な日常が送れるようになった反面、
徐々にお互いの関係にに変化が出てくるようになり、変わりたいアンバーと変わりたくないエディのるれ違いが切なくて、同性愛者とかそんなこと関係なく、二人の友情がこのまま続くことを願わずにはいられませんでした。
ラストの展開は正直微妙だったけど、トータル的に観ると良い作品でありました。