先月後半、
今年3度目の都内も舞台のため。
今回は久々の劇団☆新感線でした
『狐清明九尾狩』
コロナがまだ未知のウィルス扱いだった昨年2月。
行くはずだった場所もここ赤坂ACTシアターの劇団☆新幹線の舞台だった。
そんな事もあり、ライブビューイングやゲキ×シネ、ネトフリでの配信では観ているけど、
生の新感線は『メタル・マクベス』以来
いのうえ歌舞伎は暗めな設定多いけど、
今回の題材が安倍晴明だし、本当に楽しみでした。
ストーリーは~
ときは平安時代の中頃。
貴族たちが雅な宮廷生活を送る京の都
そこで宮廷陰陽師として仕える安倍晴明(あべのせいめい/中村倫也)。 人並み外れた陰陽道の才能ゆえに「人と狐の間に生まれた」と噂され、“狐晴明”と呼ばれている。
ある夜、九つの尾を持つ凶星が流れるのを見た彼は急いで参内する。 それは唐の滅亡以降、大陸を戦乱に陥れた九尾の妖狐が日の本に渡ってきた印であった。
しかし、宮廷からうとましく思われている彼は退けられ、九尾の妖狐退治は大陸で学問を修めて戻った陰陽師宗家の跡取り、賀茂利風(かものとしかぜ/向井 理)に命じられる。
だが、すでに九尾の妖狐は利風を倒し、その身体を乗っ取り内裏に侵入していた。
それを見抜いた晴明は、九尾の妖狐を倒さんと動き出す。 しかし妖狐も利風の記憶や術を利用して、晴明の息の根を止めようとする。 晴明には大陸から妖狐を追ってきた狐霊のタオ(吉岡里帆)たちが加勢。 だが、タオとの因縁を逆手に取った妖狐の策略に翻弄されてしまう。 混沌とする戦いは逆転、また逆転の連続に……!
狩られるのは妖狐か、それとも晴明か。
術と頭脳、そして陰陽師の誇りを懸けた死闘が今、幕を開ける――!
話としては暗めなのかもしれないけど、
笑える部分も沢山あり、楽しい舞台でもありました。
出演者、みんなTVだと脇を固める系な方々が多いのに、
それぞれ光ってたし。
妖艶な雰囲気の向井理さんというのも新鮮だったし、
今j回傾奇者な役柄だったのが竜星涼さんという意外なキャスティングもあったけど、
劇中の竜星さんオンステージでは場内に一体感を感じたし、
そして何より平安時代のあの装束繰り広げられる殺陣。
武士の世にもなっていないあの時代の衣装で動きにくさ100%だろうに、よくぞここまでといった感じでした。
上演時間約2時間40分。普段の新感線の舞台と比べると明らかに短いけど、楽しかったです。
次回の新感線の舞台もまた行きたいな~