2017年、最後に鑑賞したのがこちら。
エイミー・アダムス主演
『ノクターナル・アニマルズ 』
これ、地元公開なくて都内で鑑賞しようと思ってたけど、予定が合わずに断念。
ＤＶＤ待ちをしてたところに渋谷で年末に上映が始まり行ってきました。
ストーリーは～
アートギャラリーの経営者スーザン（エイミー・アダムス）は、夫ハットン（アーミー・ハマー）と裕福な生活をしていたが、心は空っぽだった。ある日彼女のもとに、20年前に離婚した元夫エドワード（ジェイク・ギレンホール）から、彼が書いた「夜の獣たち（ノクターナル・アニマルズ）」という小説が届く。
オープニングの映像があまりにも衝撃的で、
動揺が収まらないうちにストーリーが始まるんだけど、
なんか自分の思ってた作品とは全然違ってて、自分の理解を超越してた作品でもありました。
トム・フォード自身がデザイナーだけあって、映像はとても美しかったけどね～(笑)
スーザンはアートがラリーのオーナーとして裕福な生活を思ってたけど、夫とはすれ違いに日々。
そんな中、20年前に別れた夫から送られてきた小説。
物語は現実と小説の内容をと行き来するんだけど、
残酷な内容である小説なのに魅入っちゃうのは、スーザン自身を投影した内容だからわからないでもない。
ただ、そんな引き込まれる小説の内容の反面、スーザンには一切共感できない。
エドワードと別れたのもスーザンが原因だし、
夫とすれ違いにしても大して描写はないにしてもエドワードとの別れの顛末を知るとそう思わざる得ない。
そしてそんな魅入っちゃう小説の内容だからこそ、小説の方がよりリアルに、
現実が虚像のように思えてきちゃう作品でもありました。
主人公に一切共感できないのは仕方ないとしても、
小説の内容に引き込まれたんで、悪い作品ではなかったなかな…
そして、エイミー・アダムスとアーミー・ハマーが夫婦に全く見えないし、
夫婦生活２０年くらい
それが一番リアリティない(笑)
そして、ラストのあれはやっぱり復讐だよね～
安易にハッピーエンドなエンディングになるのなら、これでよかったのかも
次回からは2018年の作品に変わります。
『ノクターナル・アニマルズ』
*☆*:;;;:*☆*:;;;:ホームページ *☆*:;;;:*☆*:;;;: