全然梅雨らしくない6月の終わりの日曜。
また3人で過ごす日曜、夫は頑張って働いているので
母さんもニコはケイトに任せて
頑張って片付けでもしよう。
キャッキャッと騒いでる二人をいつもなら「うるさ~い!」と
怒鳴るところだが、まあよしとして、今のうちに。
しばらくしたら えらく静かになってるので
そっとリビングを覗くとえらそうに寝転がってDVDを観る二人。
日曜にだらだらと朝からそうやってるのは
夫も娘も許さん!しかも朝のアニメだけでも一時間観てるのに!
と一喝入れたものの
ケイトに任すばかりもかわいそうになり
図書室でケイトが借りた本を音読してやろうと
畳の上に三人寝転んだ。
ニコも「いつもの指しゃぶり、してないよ~」と
大人しく聞いている様子、この本結構おもしろいじゃん!
(何故かこの間部屋を吹き抜ける風にのってか、
やけに爽やかな石鹸の香りと本のちょっと埃っぽい香り?
が気になりながら)
母さんが一番嵌って一気に読み終えた。
頭元で「えろえろえろ~」という変な擬音を発すニコ。
「えろえろえろ??」
ニコを見ると手が白い液体でベトベト。
押入れにしまっていたケイトも気になる
ボディシャンプーのストックを勝手に持ち出し
畳にすり込んでいたのだ・・・。
あの爽やかな香りの正体はこれだったのか!
おとなしいと思ったらこれかよっ!
畳や手だけでなくシャンプーまみれのニコと
ケイトを犠牲に浴室に送り込み
泣き泣き、畳を拭く母さん。
片付けに続く片付けで疲れちゃったよ。
まだお昼前だよ~、午後からどう過ごしゃいいんだよ~。
あれあれ?母さんの代わりにシトシトと、お空が泣き出し始めちゃったよ。
ケイト2年生の1学期もあと1ヶ月を切った。
1年生の時は何をするにも手間取って、朝食を摂るのが精一杯。
髪の毛なんてハネてようが時間厳守で飛んで出ていたのに
今じゃ、ご飯を急いで食べたと思ったらトイレに行く時間も惜しんで
鏡をのぞく。そして毛づくろい、失礼、髪の乱れを直すのに真剣勝負。
エリちゃんとの待ち合わせに遅れるよ!と言ってもハネが直らなきゃ
動こうとしないから、母さんは頭に来て
早く行きなさいっ、と、どついたりもする。
すごい反抗的な顔をしたまんまエレベーターが閉じる。
最近の8歳ってあんなものなのかね・・・。
夜は夜で一人でシャワーしてるので嫌な予感。
急に開けたらすごい驚きよう。
何をしていたの?と尋ねながら、何かいつもと違う香り。
私のボディーシャンプーを使ってるではないかっ!
子供達は少々肌が弱いので無添加の固形石鹸を使わせている。
が私は市販のボディシャンプー。一緒に入るたびとても羨まし気に
私を見ているが、気がつかないフリしていたんだよ。
それが、こっそり使ったりなんぞして、
しかも間違えたと言い訳するとは。
何でボトルタイプと固形石鹸を間違えるか、だよ。
なわけないだろっ!
そして、友達のお母さんに手紙を書くというケイト。
何を書くのだと聞くと子供の学校の夏祭りにそのお友達と一緒に
行ってよいかを許しを得るのだと言う。
どういう風に書くの?
「いつもお世話になっています。アカリちゃんと
夏祭りにいっしょに行ってもよいでしょうか。」と書くのだと。
まとも過ぎてびっくりした。
かと思えば、5つも下のニコとお菓子やリカちゃんの奪い合いをしてみたり。
日々の成長に戸惑いながら、自分も成長しなくてはと思う母さんであった。
最近とりあえず何でも自分でしたいニコ。
5つ上のケイトと同じように自分もできると思ってる。
ケイトの友達は自分の友達のつもり。
授業参観中にクラスの子の名前を愛称で叫んで迷惑がられたり。
(運動会じゃあないからね。声援はいらないのよ。)
ゴミ捨てだって私が行く!とえらそうに両手に持ってずっこけたり
某携帯会社のCMを観ながら縦ノリで頭を振りながら踊ってみたり、
この前はちょっと目を離した隙に一人テレビのスイッチを入れて
NHKのテレビ体操を真似ていた。
その前にそろそろ布のパンツでもへっちゃらになってみないか、
少女よ。
暑い夏はすぐそこまで来ているんだよ。
ニコと買い物に行くのは非常に辛いものがあるのだが
生活してるとそうもいかない事はしばしば。
そんなわけで奮起(大げさだなあ)して自転車にまたがる。
眼鏡屋でじっとしてるのは3分間。
カラータイマーが鳴り、うごうごし始めたと思ったら
メガネ見るっ、抱っこはイ~ヤ!じーぶんで見るっ。って。
最近こればかりである。メガネなんて、手にとらせた日には
どうなることか、何のために今日眼鏡屋に来たと思ってるんだ。
アンタが母さんのメガネをおもちゃにして超能力を使わんばかりに
捻じ曲げるからでしょ!!
これで何回目だ?片手じゃ足りないぞ。
ごまかしごまかし、スーパーへ。
これまたカートに乗らん!とだだをこね、じーぶん で歩くぅぅぅって。
散歩して、もう歩かないとだだをこねるワンちゃんみたく
床に伏せて動かなくなったり。でもね、母さんも慣れたよ。
あやしたりはしませんよ。くすぐって、床に隙間作って脇に抱えてやる!
と小脇に抱えれるのもいつまでかなあ・・・。
母さんも年だしニコも大きくなったよなあ。
やっと用事も済んで外に出たら、6月なのにすごい暑さ。
お店に逆戻りしようと思うくらい。
そんな中、スーパーの警備員さんはしゃきっとした姿で
「ちょっと待って下さいね~。」と何をするのかと思ったら
自転車の補助椅子のシートが日光で熱くなってるのを
ご自身の手で冷まして下さった。
「結構熱くなってるんですよ、これが。」って。
母さんもうっかりしてた。ありがとう警備員さん。
その後も暑さなんて吹き飛ばす勢いの大きな声で
お客さんににご挨拶。顔なじみの方もおられるのか
お客さんの笑顔も多かった。常に体と手は動いている。
自分の仕事を本当に楽しそうに(実際は暑いし辛いと思います)
辛さも見せずてきぱきと働く姿を見て、頭の下がる思いでした。
みんな仕事は大変だ、でもああやって頑張ってるんだね。
きっと夫もそうであろう。
母さんも、ブツブツ言わずにお家の仕事しっかりやらなきゃ!
と思ったよ。そしてニコを後ろに乗せ自転車をブンブン飛ばして
家路に急ぐのであった。
いやあ、どうもどうも~久しぶりにオイラことめだかの登場でやす。
最近ニコ嬢ちゃんのイタズラが落ち着いた、わけでなく
ちょっと目先が変わった様子で、
おかみさん、リビングにおいらを移動させてくれやした。
と、おやおや
隣に変なハサミを持った、妙な殻を被ったヤツが。
オイラよりでっかい家で何やら豪勢な。
アンタさん、何、尻相撲なさってるんですかい?
何っ?ケイト嬢ちゃんのお気に入り?
毎朝せっせせっせとお世話してるって?
オイラはどうなんです?ケイト嬢ちゃん。
オイラ、オイラもここにいるんでやすよ!
しっかし、ここはいいねえ、みんなの声が聞こやすし、
何よりケイト嬢ちゃんの笑顔が飛び込んできやす。
あれれ、浮かない表情、またおかみさんに
「モタモタしないで早く食べなさいっ!」って怒られやしたね。
しょうがねえなあ。
あ、嬢ちゃん、よそみした間に
嬢ちゃんのスイカ、ニコの野郎が取っちゃいましたよ。
いつか、オイラが仇をとって差し上げやすからね。













