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谷間の道を

ゆっくりと




風に誘われ

歩いて行くよ





杉の木陰の
トンネル
抜けると


景色が

パッと
変わるんだ



急だった
山道も

ゆるやかになって




道の下には

草原と小さな畑



細い川の

流れも
見えて




懐かしさで

胸が
いっぱいになる







冬の日差しは
思い出の匂い






柔らかい

薄絹の手触り