徒然にっき-DVC00380.jpg

坂道が好き

上りでも下りでも



陽があたっても

あたらなくても




足元を見て


自分の

呼吸や心臓の音を


耳元で聞きながら





頂上に立ったときの



目の前に開ける

風景を思い描いて




疲れたら


休んで




頂上に立ったときに


ぱッと



顔を撫でる風と

眼下に広がる風景に


胸が躍る





坂道のてっぺんから見た

空と海の境目の曖昧な中




浮かぶ

大きな雲の頂に





登って行けそう