父は、脳出血による脳血管性認知症でした脳みそ


脳出血から1ヶ月間、意識が戻らずでしたが、

その後、目覚め、

歩けるようになったり、

てんかん発作が起きたりと、

良くなったり悪くなったりで

入退院を繰り返していました病院


父が何回目かの入院中病院、母が白内障目の手術をしました


白内障の手術後は、重いものを持ったり、目をぶつけないように言われたから、父の入院中にと思って手術を決行


でも、タイミングが悪いことに、

白内障手術直後、父がいきなり病院を出なくてはならなくなり、

1週間以内には出なくてはならない状況で、

(そんないきなり退院させられることってあるの?)

術後の母に負担をかけるのは危険なので、

急遽、老健に入所することになりました


病院から老健に移るとき、

父は退院できると思ったと思いますショボーン

エレベーターのところで見送ってくれる看護師さんたちが、

〇〇さん、退院おめでとう

って言ってた


昔から温和な父は看護師さんたちに笑顔笑い


父は認知症だったけど、その場では言ってることが理解できたから、

退院おめでとうって言うのやめてほしかった汗


家に帰るんじゃないんだもの、期待させないでよ

私はすごく心が痛みました


認知症になり、こちらの問いかけには頷いたりできたけど、自らの発語がほとんどなかった父、

老健のフロアに到着して、ポツリと言いました

 何でこんなことするんや……

心なしか父の目が赤くなっていたように思います

そのひと言をつぶやいただけで、その後はいつもどおり発語はありませんでした


父があのとき何を思っていたのか、

どういう意味だったのかは分かりません


でも、あのときの父の顔と言葉は脳裏に焼き付いています

今思い出しても涙がこぼれます泣


そんな心が痛くなる思い出があるから、

母の入所にも躊躇してしまいます

(でも・・・日々、母と対峙していると、もう入所すればいいのにと本気で思う私タラー)


つづく


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何かイタズラしようと企む愛犬ドキドキ