ポン太の成績は、上がることもなく…
得意な国語・社会はそこそこでしたが、算数が苦手で克服できずでした
塾でも1番下のクラスのまま、入試本番を迎えました
塾では希望者のみの受験指導で、どこを受験するか、どのような戦いにするのかは、相談しない限り教えてもらえず…
聞いても、ピンとこなくて不安が募るばかり
中学受験を知らない私は、ママ友もいない中どうして良いのやら、あたふたする日々…
唯一の救いは、私の妹の子(甥っ子)が同い年で、中学受験をすること
通ってる塾も違っていて、そこの塾での知識を教えてもらいました
まずは12月・1月の前受校
合格を重ねるだけの、慣れを目的とした受験だったので、無事に合格をいただきました
しかも、入学金無料・寮費3年間無料・授業料半額を勝ち取った学校があったので、ポン太は「そこが良いかも行こうかな?」と言い出す始末
おいおい〜
母の元をポン太が離れるのは寂しすぎるので、数日かけてよく話しました
そして迎えた本命入試当日
塾の○○校から近い中学なので、入試日の早朝にその中学を受験する子たちが塾に集まりました。
20人くらいの生徒+保護者で学校へ向かいます。
到着すると、正門の少し横で決起集会が始まりました
全員で学校の方へ向き、先生と共に大声で
「絶対合格するぞー」
と、拳をふり上げ超大声で3回叫びました
こんなことがあると思ってなかったので、すごくビックリ
それと同時に、
「今まで本当によくがんばってきたね」
と、感動して思わず泣いてしまいました
(通勤されてる方から見ると、不思議な光景なんだろうなぁ)
ポン太の背中を頼もしく感じながら、テスト会場へ入る姿を見つめていました