ボランティアのオランダ語クラスに参加した。

 

先生:オランダ人 男性 70歳くらい? 

   高身長。美声。

 

生徒:アメリカ人、アルメニア人、イエメン人、

   インドネシア人、????人、自分

 

四角いテーブルに皆んなで円(四角)になって

あらかじめ配られているレッッスンシートに沿って

学んでいく。先生はオランダ語しか話さない。

 

私は初めてだったが

クラスは始まってから6回目くらいだった。

皆んな結構オランダ語が話せる。

先生の言うことも理解できている。

 

自分も挨拶や多少のことは準備していった、

つもりだった。でも…

 

全くちんぷんかんぷん。

 

全員(先生と自分以外)英語は流暢で、

分からない時はお互い英語で教えあったりする。

皆んながジョークでゲラゲラ笑ってる時も

自分一人だけキョトン。

 

途方に暮れて帰宅した。

 

その時

初めて子どもたちの苦労が理解できた。

 

いきなり日本から現地校に転入した彼らは、

オランダ語はおろかまだ英語すら初心者なのに。

 

そういえば…(回想)

 

ーとある日の子どもとの会話ー

(現地の学校に入って1か月くらいした時)

 

自分:学校どう?楽しい?

 

子ども:んー。普通。

 

自分:(普通って何?もっと具体的に…)

先生の話とか分かる?

 

子ども:いや、さっぱり。

 

自分:(えっ?!さっぱりって、毎日授業受けてんでしょ?さすがにちょっとくらいは理解できてないの?)

じゃぁ…授業はどうしてんの?みんなのやること見てて真似してんの?

 

子ども:いや、皆んなもやってることバラバラで、見ててもよく分からない。

 

自分:(えっ?!皆んなバラバラってことある?たまたまじゃないの?いつもそうなの?一体なんの時間にそうなの?)じゃどうしてんの??先生に質問してるの?

 

子ども:いや、まぁ、なんとなくこれかなーって感じで…。

 

自分:…!?

 

子ども:まぁ…何かと日本と違うんだよ。お母さんもやってみれば分かるよ。

 

自分:ふうん…(本当に??いっぺんやってみたいわ!)

 

 

あの時…

子どもなりに試行錯誤しながら頑張ってたんだ。

ちっとも頑張ってる感出してなかったけど。

 

子どもってすごいな…

疑ってごめんなさい。

応援してるからね。

 

一緒に頑張ろう!