久しぶりのブログです。

自己紹介すっ飛ばして、本文へ行きます(笑)





まつげパーマしてもらいつつ、同時施術でフットジェルが出来るので、予約をお願いしたら『その時間はジュニアネイリストしか空いておりませんが…』とのことで「何が違うんですか?」と聞いたら『違うというか、初心者が担当しますので…』ってことで。「わかりました、お願いします。」『…ジュニアネイリストで良いですか?』「はい」とね。


私の足の爪は年中ミラーネイルのシルバーなのは以前伝えていて、前回もそれでお願いしていたし、今回もそれで。


リクライニングソファで、まつげパーマが1時間で終わる頃、フットジェルは塗り進んでいたけれど、何かあったのか片足の親指にアセトンを巻き、最初からやり直そうとしているようだった。

まつげパーマが終わり「お帰りになってから何か気になることがあれば、ご連絡下さい」と、仰向けの私に一声かけて、カーテンで仕切られた半個室からアイリストさんは出ていった。

やり直しの親指のアセトンオフを終えたネイリストさんは、リクライニングソファを起こしますか?とソファを起こしてくれた。右足の親指以外ミラーパウダーが乗せ終わっていて、やり直しの右足親指にベースカラーの黒を塗り進めてから、左足親指の即面を指差し「生焼けになってしまってヨレてしまったので、やり直していいですか?」と。(あ、なるほど、きっと右もそれで直してくれてるのかな?)と思いながら、近づいてヨレた部分を見て「はい。じゃあお願いします。」と、言いつつミラー部分をを見た。ラメの様な粒子の荒さがあって(きっと、ノンワイプトップを塗らずにミラーを乗せたんだなぁ)と思い、焦らす気持ちもないし、怒る気もないし、でも周りに正解を教えてくれる人はそのジュニアネイリストさんには今居なくて、わたしから言おうか言わまいか少し考えて、そして言うことにした。

「これは、黒のジェルを塗って、ライトで硬化して、ミラーを塗ってくれたんですか?」と、そのネイリストさんは顔を上げて少し不安そうに、

『はい!そうです』

「ミラーパウダーはノンワイプのトップコートを塗って硬化してから擦り付けるとパウダー粒子の荒さのないキレイなメタルになりますよ」

『ぁ…そうですよね!私塗っていません💦そうですよね💦すみません!やり直しても良いですか?!』

と、マシンを手に取ったので「ミラーかけたまでですよね?アルコールで拭き取ってくれれば、マシンで削って1からしてもらわなくても、私はそれでいいですよ」と。慌てさせる気は本当に無いけれど、慌てない方が無理だよな。と、どうするのが正解かわからないまま、わたしは笑いながら「全然大丈夫!本当に大丈夫なので!」と伝えて。慌てながらミラーパウダーを拭き取ってくれて、ノンワイプのトップコートを塗りながら『詳しいですね!やったことあるんですか?』と聞かれ、少し答えに詰まったけれど「………ネイリストしてるんです」と答えたら『えっ?!え!!そうなんですね?!すみません!!こんな!本当にすみません!!』と『本当にすみません、手が震える…』と。何度すみませんを聞いたか…わたしは(そうだよね。イヤだよな…)と、やっぱり申し訳ないことをしてしまったよな。と思いながら、どうしてネイリストを目指そうと思ったのかネイリストさんに聞いてみた。

違う仕事でそのネイルサロンに勤めていたが、ネイルの仕事を見るうちに興味が出て、お子さんたちもネイルに興味を持っているようだからと、オーナーさんに相談して学ぶようになったそう。もう少しで、検定を受けると言っていた。ジュニアネイリストだから、お客さまが施術OKと予約をくれる事が極端に少ない為、今日もすごく緊張しているし、ネイルなめてました(笑)って、今日は先生がいないから余計に不安だったと話してくれた。
年齢的に遅いかな?とか(わたしより10以上も下だしまだまだ全然!)ミラーは部分アートの時だけノンワイプトップを塗ると思っていました。とか、ポツポツと会話をしてくれながら、される施術はそのサロンの教えに忠実なんだろうやり方で、とても真面目なネイリストさんなんだろう。


この場合、ネイリストのタマゴなのかヒヨコなのかわからなくて冒頭のタイトルですが、なんだか、とてもかわいらしい方で、凄く緊張しながらも一生懸命施術を進めていて、なぜかわたしは終始応援の気持ちでいっぱいで。
まだまだタマゴなんだけど、環境的にヒヨコとして働いているようだった。


半個室で周りから見えない状態、学び初めて数ヶ月で先輩ネイリストのアシストももらえない中、やったことのない一面ミラーネイルを施術する。それはもう不安だったんじゃないかな…と。とにかく謝りながら、そしてまた硬化忘れなどの失敗をしながら(笑)それでもニコニコと頑張って仕上げてくれた。仕上がったネイルは、だれかがチェックするわけではなく、画像に納めるでもなかったので、きっとこの施術に関するアップデートは成されないんだなと思いました。お会計も、分からないことがたくさんある中、終始笑顔と真顔の繰り返しで、一生懸命対応してくれた。「どうもありがとう♪検定も頑張って下さいね!」と笑顔で言うことしか出来なくて、ひとりお見送りしてくれてドアが閉まったその奥では、確実にドッと疲れていたことだと思う。


環境は大事だ。学ぶも働くも環境は本当に大事。
初心者であればあるほど「きっとこーゆーものだから」と学ぶ環境を選ばないと思う。選択肢もきっと少ない。知らない。だから選べない。
もし私がこの方を教えることが出来る立場だったら、又は、サロンの先輩ネイリストだったらと、つい余計な事を考えてしまった。そのネイリストさんは、私を求めている訳ではないのに(笑)いや、笑えないんだけど。私は。その日はその後一日中、少し心がくすんだままな気がした。


この先あの🥚🐥サンが、楽しく学んで、楽しくネイリストをして『あの時飛び込んで良かった』と過ごせると良いなと、心から心から思う☆hopeEs. notch


今日も長かったなぁ…😌