親愛なるみなさま

「よくわからないとい
05/entry-11955495234.html" target="_blank">「よくわからないということを、分かる①」の続きとなります。
(つづき)

よろしければ
見ていって下さいね。

(武田鉄矢さんの
お母さんと、そのお母さんを置いて家を出た
おばあさまのやり取りについて
感じた事です。)


私の 祖母や、母は、武田鉄矢さんのお母様と
同じように 苦しい 人生を生きてきました。

祖母も、母も共通しているのは
(実の親と 子供のころに 別れています)

後ろ盾のない、孤独な子供時代

祖母も お嬢様として 生まれましたが
実の父親が、詐欺にあい、すべての資産を失い
一族離散

祖母は、遠い親戚に預けられ、
質素な食事、育ちざかりの子供時代に
満足に食べられず、里親が食べ終えた焼き魚を
残飯を あさって 骨と 皮に わずかに残った身を食べ
魚の骨に、わずかに残った味を感じて、
骨をなめながら いなくなった母親を
恋しがって 眠ったそうです。
そんな8歳児。

それが、私の祖母でした。

親がいないということが
どれほど 子供にとって くるしいことか

祖母は、お嬢様として 贅沢に生まれたゆえに
家長が、判断違いをして、一家が没落し、離散し、子供が困窮するという
ことを 思い知りました。

それで、没落した 一族の再興のために
そして 自分の子供には そんな ことを させないようにと
とても スパルタに 時に暴力と 暴言もいれて
子供たちを育てました。

祖母は、学校に行くことができなかったため
肉体労働をして、子供たちを 全員大学まで行かせました。
近くに森があり、その森で、求人がありました。
祖母は、そこで女の小さな体で、木を伐り
切った木を縄で結び、結んだ縄を 自分の腰に括り付け
引っ張って、山のふもとまで おろしたと言っていました。
そして、現金収入を得て、子供を大学に行かせた。
その子供が 私の父です。

私の母も、
生まれてすぐに、
実の父が失踪、
母親と、新しい父親との間に
すぐに 新しい弟が生まれ、
新しい父親に疎まれて、新しい弟との間に
扱いの差を感じ
孤独な子供時代。
母は、貧しくても 本当のお父さんがほしかったそうです。

母は、自分で一人で生きるために
(女が一生一人でも生きていける仕事)につきたいと願いましたが
実の母親から
「あんたには 分不相応 恥ずかしいから 辞めて」
と言われ 反対されたそうです。
それでも 母は、だれも 応援してくれなくても
150人の中からの一人の職を、勝ち取りました。
そして 生まれたのが 私です。

母は、よく私にこう言っていました、

「時々、夢を見る、
私を捨てた父親が、生きていて、私に会いに来る
そして 私はこう言ってやるの
(私は あんたとは違う 私は、どんなにつらくても
子供を捨てたりなんてしない
あんたとは 違うんだからって)と
いう夢を見る」

と。

祖母と母は、同居でしたが
中がものすごく悪くて
私は、その間で とても気をもんでいました。

でも 最後には、母は祖母を 介護して
看取りました。
祖母は
母に「意地悪してごめんね ありがとう ありがとう」
と言って なくなりました。

母は
「祖母は いい人だったのね」
と 私に 言いました。

私に 暴言を吐いた 母と父
人格否定し コントロールした母と父
暴力を 振るった母と父
無視した 母と父

私を生んでくれた 母と父
育ててくれた 母と父
稼いで 大学に行かせてくれた母と父

それらを 思い出すと
私は、どれが 本当の父と母なのか
わかりません。

私に つらく当たったことも
優しくしてくれたことも

それを
今の夫にいうと
彼は、
「どれも あなたの父と 母なんだよ
そのどちらもが あなたの 父と母なんだ
いいとか 悪いとかじゃない

そして 人の気持ちは、その人以外には
わからないことが多いんだよ

親であっても 子供の気持ちは
分からない

子であっても 親の気持ちは
分からない

そして 悪意があったわけでも
ない」


と。

いいとか わるいとか
決めているのは、すべて
自分の エゴです。

そして 他人の気持ちは
わからない のが 当たり前

それを
(あんなことを してひどい)と思っても
それで
相手を 責めるのは
自分の自由ではあるのだけれど それは
エゴでしかない

どんな その人もその人なんだから

どんな 自分も
自分であるように。

それは
(悪意)ではなく(わからない)ということがあるのです


話を 聴いてくれてありがとうございました。

愛をこめて
hopeより