本当の自分に戻ろう。ありのままでいいんだよ。

 

NOZOMI’S ROOMへようこそ♪

 

こんにちは、NOZOMIと申します。

誰もがありのままで自分らしく人生を歩むことができるよう、

一緒に寄り添えたらと思い、まずはブログを始めてみました!

自己紹介記事を3つ…と言いながら、母との関係性についても書いておきたく。

自己紹介4として書いてみました♪

 

少しづつ、氷が溶けていくようなプロセスをお届けします。

 

 

「本当はよく生きたいのに、それができないなら死んだ方がいいと思ってるんだよ」

20歳の夏の夜、頭をガーンと叩かれたような衝撃のあとのこと。

(詳しくはこちらをご覧ください

https://ameblo.jp/hope-potentiality/entry-12832149529.html )

 

25歳くらいのとき、帰った実家の玄関でふと、ある考えが突然おりてきました。

 

 

    

「きっと母も、同じように辛い経験をしてきて、それを繰り返すしかなかったんだ」

 

 

ここでふっと、私は母を許そうと思えたんです。

少しづつでもいいから、そこから許すことのスタートを切り始めます。

(過去の悲しみはそれで消えないけれども、もう許そう、と。)

 

🌷🌷🌷🌷🌷🌷

30歳を目前にしたゴールデンウイークは、

高校を卒業して以来、一番長く母と過ごした1週間でした。

 

ゴールデンウイーク前半は実家で、後半は東京で過ごし。

母が若い頃に上京してから住んでいた地域や、勤務していた地域へ。

 

母にとってはもう上京したのは40〜50年も前なので、

今回巡った場所はすっかり面影なく。

「いろいろ変わっちゃったねえ。

でもできるならまたここで働きたいなぁ。

みんな良い人ばかりだった」

と母は目を細めてつぶやいていました。

 

このときに母が15歳で日本列島最北端から上京し、

准看の勉強しながらアルバイトして運転免許も取って…

という忙しい日々を東京で7年間過ごしていたことを初めて知りました。

(私自身が上京した年齢よりもはるかに若い時期から東京で暮らしていたなんて、想像もできませんでした…。もっと保守的な人なのかと思っていたのでびっくり。)

 

親にとって、子供は生まれる前から今に至るまでずっと見てきている。

けれど、子供は「親がどんな風に日々を過ごしてきたのか?」を知らないものです。

 

そして、自分自身の小さい頃も覚えていないし、あくまで主観的な思い出だけ。

今回のゴールデンウイーク帰省の中で、1つやりたいと思っていたのが、

「自分の小さい時の話を聞く」ということでした。

実は育てるのにすごく大変だったりしたんじゃないのか?と、

自分でも不安だった部分を確かめたいと思っていました。

 

実家への帰省中に両親に聞こうと思ったり、

後半東京でたくさんあった電車移動中に母に聞こうと思ったり。

 

でも恥ずかしいのと、聞かれても困るんじゃないか?と思うのとで、

結局聞けないままに、母が地元に帰る当日になっていました。

 

東京駅までの母を送っていく電車で移動中、二人でつり革につかまりながら、

いつ言おう、いつ言おう…を繰り返し、一言が言い出せず。

東京駅に到着する15分前に、ようやく勇気を出して聞くことができました。

 

「…私って小さい時、どんな子だった?」

震える小さい声で、母に聞きます。横並びなので、表情は見えません。

 

「夜泣きしなくて育てやすい子だった。反抗期もなくて。

お祭りの時にふらりとどこかに行って迷子になっちゃってたことくらいかな。」

 

これ、自分でもよく覚えているのですが、小さい子供にとって親のペースに合わせて歩くのって大変だしつまらなくて。自分の興味あるものを見つけると、ついそっちに行ってしまう笑

 

でも、母はすごく心配してくれていたし、めんどくさいとか大変だとか思わなかったんだなぁと思うと、うるうるしてしまって。

 

「(生まれた時は1,000g以下の超未熟児だったのに)

不自由なくこうして育ってくれただけでも奇跡だよね。

自分の幸せも大事にして生きなさい」

と言いながら、母も泣いていて。

 

電車の中、話しながら二人でぽろぽろ泣いているという。

(ちなみに、周りに座っていた方々もひっそりと涙をぬぐっていました…)

 

親子といえど、普段お互いの思っていることを知ったり、伝えたりする機会は少ないとは思うんです。

でも、母の日というイベントの力を借りて、ぜひ普段は伝えられない感謝を素直に伝えられるとお互い嬉しくなるはず!

言える人がいるうちに、後悔のないよう思いを伝えたいですね。

*でも実は直接相手に言わなくても、自分で言うだけでもスッキリします。

 

オマケ

そうして二人で立ちながら泣いてたけど、少し離れた席が1つ空いたので母に座ってもらって。

そしたら、今まで私たちの目の前に座ってたお兄ちゃんがいきなり私に席を譲ってくれたんです。

 

あら、お母さんこっちにすわったら…と呼ぼうとしたら、そのお兄ちゃんに、

「あの、XX坂46?の〜さんに似てるって言われません?

すごく似てますよね!

ぼく、握手会に行くほどのファンなんです!」

と、言われ

 

「はぁ、いや言われたことないですね…」

と泣き顔で答えるしかない私。

 

これまでの母との会話を聞いてたでしょ!

わたし泣いてるじゃん、今それいうタイミング?と思いながらも

彼は席を譲って颯爽と電車を降りて行ったのでした…。

 

それを見た母は

「あ〜、あなたのこと、ずいぶんちらちら見てたものね〜」と。

 

見られてたことにすら、気づかないくらいに私は母に子供の頃をどう聞くか?にいっぱいだったんです。

 

東京にはいろんな人がいますね…ちなみに誰に似てたのか気になります。

わかる人は教えてください笑