食べ方が汚い、箸の持ち方が変な
芸能人はなにも芸人に限らない。
いい年をしたいわゆる
大物俳優
にも結構いる。
彼らはただバラエティ番組やグルメ番組
にあまり出ないので、その酷さが
バレづらいだけ、なんである。
その一人が
岸部一徳
兄貴がタ岸部シロー（破産）で、
弟の一徳は独特の存在感で
数々のドラマの脇を固めている。
名優、と言われることも多いの
だろうが、
正直、私は彼の演技をうまい、
と一度も思ったことがない。
棒読みだしほとんどの演技が
一本調子。
おそらく
雰囲気演技派
なのだろうと思う。
役柄も「癖のある」のが多いので
そう思わせるんだろう。
その彼の、珍妙な箸使いに初めて
気づいたのは高視聴率ドラマの
相棒
内での、食事のシーン。
私はこのドラマが大好きで、
DVDを借りたり買ったりして、
シーズン１から最近のシーズン８まで
ほぼ全部観ている。
岸部一徳は警察庁の小野田官房長という役
なのだが、これが主役の杉下右京
（水谷豊）と食事しながら話す場面
が非常に多い。
ただ結構手元が映らないことも多く、
またシーズン１～シーズン５くらいまで
は一気に流し観をしたので、気づかなかった。
ところがシーズン７はリアルタイムで
ドラマを見つつ、DVDも買ったので
一話ずつ見返したりしていて
気がついた。
もう本当に
は？なにそれ？
という持ち方をしている。
かなりはっきりと映っているのが、
シーズン７の第10話で
「最後の砦」という回。
スクーターでの通り魔犯を
所轄が捕まえるが取り調べ中
に誤って被疑者を死なせてしまい、
それを杉下が調べる、、、、という話。
この回の最初のほうで、
右京と小野田（岸部）が
お好み焼き屋で向かい合って
食べているシーンがあり、
岸部の箸使いがはっきりと映っている。
これが思いっきり
ばってん箸（っていうの？）
になっていて、まるでハサミのように
二本の箸をクロスさせて、お好み焼き
を切り分けている。
そして一口サイズに切り分けた
お好み焼きを、箸を揃えて
刺すように持って口に運んでいた。
ドラマも忘れて、
思わずそこに意識が集中してしまう
くらいの衝撃。
これは役作りのための箸使いなのか？
んな訳はなかろう、、、、
マジかよ、、、、
一緒に観ていた旦那が
「すっげ～なあ、このおっさん
の箸の持ち方は、、、」
と思わず口に出したくらいだから相当。
岸部一徳、調べたらもう60歳も過ぎている。
いい年こいて、まことに恥ずかしい。
もはや誰も指摘してくれまい。
なので、私が指摘する。
治せ、おっさん。
みっともない。