最近、
いとうあさこ
が相当気に入ってる。
なんだろ、あの人の面白さ。
1年くらい前（？）に、イロモネアで100万円採った
時たまたま見ていて
今までこんな面白い芸人を知らなかったなんて
と後悔するほど、面白かった。
以来、「浅倉南 38歳（39歳、、と続く）！」
ネタをネットで探しては見ては、腹を抱えて笑ってる。
彼女が面白いのは、思うに、
痛々しさがない
安心して見て笑える
からじゃ、なかろうか。
女芸人と言えば、自虐ネタが多いわけだけど、
たとえば久本雅美。彼女の場合は
ガリガリに痩せている不健康な姿と、宗教が絡んで
いる背景がバレてから、ちっとも笑えない。
自虐ネタがそのまま「気の毒ね」っていう同情すら
誘うようになってきた気がする。姿形と透けて見える
生活から導き出されるイメージワードが
「痛々しさ」って感じ。
一時は好感度上位に常連だったんだけどね。
ってか当時から「どこが？」と思ってた一人だけど、私は。
その点、いとうあさこは年相応にふくよかで健康的だし、
男に貢いだと自虐をしていても、それらが過去の話なだけに
笑えるし、「宗教に貢ぐよりましでしょ」と思える。
また、
ブサイク系で売ってるアジアン隅田とか、ハリセンボン春奈
とかは、視聴者基準からでも明確にブサイク側に針が振れ
てるんだけど、いとうあさこの場合はブサイクとかわいいの中間を
メトロノームのように針が揺れてるんで、こっちにも解釈の幅があって
安心なんだよね。
友近ほど可愛くもなく、かといって隅田ほどブサイクでもない
「中間」が、いとうあさこの強みなんだろうね。
あと、なんだか育ちがいい、っていうのが時々
出てくるみたいだけど、そのおかげなのか
「芸人の割に前に出ない」
ガツガツ感、ギラギラ感のなさ、も勝因かな。
かといって、卑屈なほど抑えてもいないし、
わざとキャラを作って根暗を演じてもいないし。
いや～いとうあさこ、近年まれにみる逸材！
出しゃばらず、嫌味なく、安心感を与えられる女芸人って
滅多にないよ、ほんと。
このままずっとネタを披露してほしい！
あとは、彼氏とかを報道されないように
してほしいな。作らないでほしいっていうんじゃ
なくて、報道されるとマスコミに弄られて
せっかくの「安心して見られる自虐ネタ」
にキレが無くなるから。