合宿チェックアウトの朝、裏手の海岸に挨拶へ、そして合宿中のKuahuにお連れしたKinolauを海に還しました。

 

最後は、この今帰仁の土地を去るため、退出のオリをみんなで唱えます。

 

A Ho'i aku au

I Ola 'oe i Ola ia'u nei

 

私は出発します

あなたはあなたの命の中へ

 

 

ここ今帰仁村は私の父のご先祖が生きていた地でもあります。

 

そんな縁のある'Ainaで今回、仲間たちと初めてHuaka'iに来れたことは、私にとっても特別な体験でした。

 

ここから、また、私たちのイノチが活気づき、押し出され、さらなる成長を余儀なくされていくのでしょう。

それは終わりもなければ元々始まりもないサイクル。

 

イノチがイノチたらしめる大いなる流れへと旅は続きます。

 

 

 

 


 

 

フラとは自然そのもの。自然を知ることはフラを知ること。

 

Huaka'iではその土地の自然について学び、実際に触れ体験することが醍醐味です。それにより、新しい角度からフラについて学びを深めることができます。

 

今回、私たちが選んだ沖縄県北部の自然体験はター滝。

 

降雨量が増えると水かさが増して危険を伴うため閉鎖されるター滝ですが、梅雨の雨が降り続いた翌日にも関わらず、幸い私たちは入ることができました。
 

とはいえ、トレッキング中に雨が降ってきたらすぐに引き返したほうがいいというコンディション。若干緊張の面持ちでター滝目指してトレッキング開始。

腰まで川の水が浸かるところもあり、皆さんかなり必死に登り続けます。

 

 

 

40分くらいは歩き続けたでしょうか。

 

ようやくター滝に到着しました。
 

時に自然の過酷さを体験し、たどり着いたター滝のミストを含んだ空気は本当に最高でした。

 

 

滝壺で身を清め、滝の裏に入ったりと、各々がター滝でカーネの水を存分に体験することができました。

 

 

 

Huaka'i 合宿2日目、夏至のセレモニーと午前の集中レッスンを終えた後、沖縄そばの人気店「いずみそば」へ!

その土地でしか頂けないお料理を体験するのもHuaka'iの醍醐味ですね。

 

こんな大きな窓からシダや植物たちを愛で、梅雨終盤の雨音を聴きながら沖縄そばを頂きました。

 

寝不足の疲れと程よい筋肉痛の体に、おそばの出汁が染み入る美味しさでした。

 



ランチを頂いた後は、名護にある「藍風」さんに伺い、藍染め体験!

 

それぞれ創造する宇宙はユニークですが、並べてみると一つの絵になる、そんな調和的なエネルギーを具現化してくれるのが藍の力だと感じました。

 

 

藍に触れていると、内側のエネルギーがどんどん活性化していく。植物のもつ力は本当に偉大です。

 


 

 

夏至セレモニーの前日、今帰仁の海辺へ入る際にMele Komo(入室の許可を乞うチャント)を唱え、海で身を清めるPikaiを行いました。



 

透き通る今帰仁の海水。全てを受け入れ不要なものを洗い流す優しい力に満ち溢れていました。

しっかりと身を清め、翌朝は、ティリーフで編んだレイを身につけて、夏至のセレモニーです。

 

春分にカナロアとカーネが均衡した後、夏至の日にはカーネのエネルギーが最高潮に達します。

 

旅を続けてきた太陽の軌道は、今、カーネが司る見える領域においてピークに達します。

 

それによりイノチが押し出され、活気づき、成長し、頂点へと達する喜びを放射します。

 

それは先祖への感謝、水と太陽からすべてのイノチが創造され、浄化され、循環することを讃えるものです。

 

セレモニーが始まる前まで雷が鳴り、雨雲で覆われていた空が、セレモニーが始まるや否や、灰色の雲間から太陽が現れ、私たちを照らし始めました。


 E Kanehoalani e!!

 

 

 

 

セレモニーの意図とKa'ina(セレモニーの順番・秩序)に従ってフラとオリを一つ一つ丁寧に捧げます。

 

 

 

オリクラスに所属しているHさんとEちゃんも早朝に駆けつけ、また、Zoomで繋がってくれた他のオリクラスのメンバーも一緒にオリを奉納しました。

 

 

沖縄の海・空・大地にフラの、オリの振動が力強く共振していきます。

 

 

仲間と共にイノチの循環を祝い、セレモニーを終えた後のみんなの表情には、自然と笑が溢れていました。


 

 

 

 

 

沖縄県今帰仁村にて2泊3日のHuaka'iがスタートしました。

フラシスターのなっちゃんのスペースからティーリーフを頂くことから旅が始まりました。


ほとんどの皆さん、ティーリーフを触るのも初めてです。

宿に帰って初めてのレイメイキングに真剣な眼差し。
 

翌朝の夏至のセレモニーに身につけるために夜中まで作業が続きました。

 

3時間の睡眠で皆んなよく頑張りました!

 

さぁ明日は、マナのこもったレイを身につけ、日の出と共に夏至のセレモニーです。